グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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クラスメイト

今回のクラスメイトはトイプードルのティキちゃんの飼い主さんからです。
ではどうぞ。

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私のパートナーはトイプードルの女の子で3才になるティキといいます。

ティキは私がトリミングショップを開業するときに迎えた犬です。
その時から私はティキを「犬」としてではなく「店の看板犬兼マスコット」としてみていたように思います。
トリマーとしてトイプードルを飼うことがそれまでの私の理想だったのです。

「いつも可愛く、常にきれいにカットされて
可愛いお洋服を着せ、お客様にも愛想よく振る舞える犬。」
これが、私が目指していた理想的な看板犬でした。
もちろん私のしつけでティキはそうなるのだと信じていました。

「お店をもって可愛いプードルと暮らす」
すべてが完璧に思えました。
こうした私の接し方がティキにどのような影響を及ぼすのかなど知ることもなく。

でもティキが1才を迎える頃、急にお客様に吠えるようになったんです。
この頃からドッグランやドッグカフェに連れて行くと
そこで会う人や犬にまで吠えるようになりました。
私はティキが「吠える」ことが気になり
「ティキが何故が吠えるのか」という根本的な原因を考えることもなく
それを矯正することばかりを考えていました。

犬のしつけ本や自分の経験から得た知識で、吠えるときに大きな物音をたてり
「NO!!」と怒った口調で叱ってなんとか止めさせようとしました。
でもティキの吠える行動は良くなるどころか、ますますひどくなっていきました。
私の理想と離れていくティキに苛立ちを覚えたこともありました。

このころ、ティキが2才になろうとしていたときに母がグッドボーイハートと出会いました。
そして私もグッドボーイハートのクラスで学ぶようになり初めて知ることになります。

私がティキに対し「犬」ではなく「お人形さん」でいることを望んでいたことや
「パートナー」ではなく「マスコット」として扱っていたことを。
それがどれほどティキにとって負担であり自信を失わせていたのかということも…。

当初は気づいたことをなかなか受け入れられずに苦しみました。
“私”が“ティキ”のためと思っていたやってきたことが全て“私”のためだったと どうしても思えなかった
いや思いたくなかったというのが事実です。

何かを手放すのはとても勇気がいります。
まず私が手放すべきものは「自分のもつ理想のティキ像と自分像」でした。
これには時間もかかりました。

手放したとき見えてきたものは「等身大の自分とティキ」でした。
もちろんその現実を知ることは私にとってつらいことでした。
ティキと私はあまりに弱く小さな存在のように思えたのです。

でも、うまく伝えられないのですが
手放すと同時に心のどこか奥のさらに奥の方で何か清々しさのようなものを感じました。
それまでは自分の理想に私自身がしばられていたのかもしれません。
それがなくなってやっと、私とティキは“新しいわたしたち”として再生したのです。

グッドボーイハートに出会う前は「自然と触れ合う」ということなどほど遠い暮らしをしていました。
海で泳ぐとか山登りなんてもってのほかだったし虫も土も草はもちろんのこと、太陽さえも避けていたのです。それが今ではティキと一緒に山に入り、野いちごを食べ、草の匂いを嗅ぎ、海岸を走ります。
まだ虫は苦手なんですけどね。

こうしてティキを「パートナー」といえるようになるまでには3年かかりました。
真の「パートナー」となっているかどうかは、まだわかりませんが
そうなりたいと願い私と彼女ならそうなれると信じています。
ティキとどう過ごしたらいいのか、ふたりの未来について悩みや迷いはあります。
でも、私たちはスタートしたばかりなのです。

「犬が犬らしく生きる」ということ
「人が人らしく生きる」ということ
「犬と人が共に生きる」ということ

このことをティキと共に、グッドボーイハートの皆さんと共に学んで行こうと思っています。
いつか胸を張って「私はティキのパートナーです!」と言えるように

ティキから「この人が私のパートナーです!」と言ってもらえるように。
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犬のプロフェッショナルとして、いち飼い主としてたくさんのハードルを越えて来られましたね。
自分が当たり前だと思っていることが実は当たり前でないと気づくことは新しい自分とのすばらしい出会いとなります。

たくさんの新しい自分とティキちゃんとの出会いをこれからも楽しんでください。

またいっしょにトレッキングに行きましょうね。

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クラスメイト

今日のクラスメイトはコーギーのエドちゃんとタハティちゃんのお父様からです。
ではどうぞ。

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私の家族はコーギー2頭と暮らしています。
彼らにはそれぞれに身体的な不調がありました。
メス犬のタハティは1歳ころ赤血球の病気になり治癒の可能性は50%といわれ
一時は動物病院へ入院するほどだったのですがなんとか快復しました。
オス犬のエドワード(通称エド)は、ある日突然悲鳴のような声をあげそれから後ろ足が麻痺して歩けなくなりました。

いろんな情報を得て外科的な手術もすすめられたのですが
動物の治癒力を高める形で治療にあたっている獣医師との出会いもあり
手術をせずに6ケ月以上のリハビリを続けました。

治療やこの間の世話などに関しては大変なことが多かったのですがこのことを通して「自然治癒力」ということに対し興味を持ち始め犬の体調不良やその治癒のために自分たちが出会ったことがグッドボーイハートへの道を開いてくれたように思えるのです。

そして、道が開かれるとまた別の課題を与えられました。

実は憧れはあったものの、まさか自分が犬と暮らすようになるとは思ってもいなかったのです。
犬のことをよく知らずに犬を飼うことになり、飼い始めてからスクールに通ったりドッグランに出かけたりして一般的なしつけを行っているつもりでした。

今思えば、理想の犬にしたいという気持ちが強かったのでしょう。
犬が来る前に憧れていた犬との関係とはかけ離れていこうとしていたのに…。

犬との関係を見直したときにまず気づいたことは
いかに犬に向き合っていなかったということです。
彼らを犬としてつきあうことの難しさにも直面しました。

犬の行動を人社会に適応させるために矯正していることも多く
この生活環境は誰のものなのかという現実に対して向き合うようになると
このことは自分と向き合う作業でもあることに気づかされました。

犬との生活をお互いにとって良いものにしていきたいという気持ちが芽生え
犬と共に自然に触れ合う時間が増えてきました。

人と犬が自然の中に身を置くことで犬と共に生きるという感覚が生まれたのです。
共に過ごす時間を持ちながら犬の小さな体調の変化にも気づくようになってきました。

習慣となっている接し方をなかなか止められず不自然な感じもあります。
ときに混乱もしますが、これが自分の課題なのかと受け止めています。
自分の一方的な考えや思いに逃げ込まなくなってから「犬達の行動をそのまま受け取ろう」という思いが高まっていきます。

ここで知り得たことが自分の中で消化されていくと犬たちにおこっていることは自分たちの影響だったのだと思い当たることが多く、今では自分のあり様をみつめなおす日々を送っています。
迷いや悩みは減り、本当に必要なことは何かを知りたいという気持ちが優先し頭を使うことも少なくなってきたんです。

今では足の悪いタハティも歩けなかったエドも山登りができるようになりました。
山を歩いているときに犬の行動が自分と重なってみえたとき「大変だけど変わっていかなきゃなあ」と感じます。
時折みせてくれる彼らの動物らしい輝きを目にするとその思いに自信がつくのです。

私に「今できることが何なのか」を知る機会を得られたことはとても大きいものでした。
ここで出会う人と犬をみていると、課題はそれぞれだと感じますが、たどり着く先はみな同じところではないでしょうか。

ここで深い自然と出会うようになって、人にも犬にも、すべての生き物にとって、「自然」という言葉が示すものが「必要なものである」という漠然とした思いが湧くようになってきました。

こうして犬を通して自分の内面についても学ぶきっかけとなり「自分が変わってエドやタハティにも良いことであれば」と犬をだしにもしましたが、妻や娘、犬達との出会い、そして故郷へ帰って仕事をしようと決心したこともすべては今につながっていると思え奇跡のようです。

奇跡の積み重ねに「感謝する気持ちを持つこと」が人生を豊かにするものだということをちょっとずつですが知りはじめています。

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ご家族で通ってきてくださり、人としての学びにも積極的にご参加いただき前向きな姿勢に頭が下がります。
足のよわかったタハティちゃんが走るようになったり
ふらついていたエドちゃんが山を歩く姿を見るようになり
変化というのは必要であれば訪れるのだな~とその生命の不思議に出会わせていただいています。

小さな毎日の奇跡をこれからも受け取っていかれますよう
また共に学べること楽しみにしています。

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クラスメイト

犬・ミラグロコース 初級クラスを再受講した生徒さんからの感想文です。
クラスの生徒さんの感想や気持ちをクラスメイトとして紹介させていただきます。

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犬・ミラグロコース初級クラスの再受講クラスを受講したこの半年に得た最大の気づきは、自分がいかに我が強く自己中心的であるかということでした。

「思いやり」の気持ちや「創造力」が自分には足りないんだということを自覚できました。
そしてやっと「思いやる」気持ちが芽生えてきたように思います。
日常生活についても自分が「やりたいこと」よりも、まず「やるべきこと」が先に出てくるようになりました。

そして「家族」について以前よりも考えるようになってきました。
「家族は自分たちでつくっていくもの」という当たり前のことにやっと実感が持てるようになったのです。
このことを通して得た気づきを大切にして「核」のある自分になり、家族に「安らぎ」をもたらせるように成長したいと思っています。

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家族が2から3へと変わり動物という家族と出会うことで得られた戸惑いは、いつのまにか成長のチャンスに変わっていたのですね。
片道7時間の陸路、水路を超えてグッドボーイハートへ通われる力は、来られる度に力強さに変わっていかれることを感じています。
家族もきっとそのことに気づかれているでしょう。

土の上への生活に変わるチャンスをもらったのも犬達の見えぬ力なのかも。

犬・ミラグロコース初級クラス再受講クラスは
犬・ミラグロコース初級クラスを受講された方に対してよりこのクラスが深く自分につながり着実に歩くチャンスをくれるクラスです。

知識を詰め込むクラスではないので受けるたびに、また違う仲間と共に受けることでその時に必要な気づきが自分の中に起きてきます。

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犬・ミラグロコース再受講クラス

犬・ミラグロコース 初級クラスを再受講された生徒さんからのメッセージです。

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初級クラスをはじめて受けたときには、「早く家に帰ってあれをしなくちゃ」と終わりの時間を気にしながら受講していたため、授業の後半の話をあまり聞いていないこともありました。
その上、初めて耳にする言葉や内容に「???」のことが多かったのです。

再受講クラスを受けたときにはこうした戸惑いやあせりがなく、落ち着いて受けることができるようになり理解もすすみました。

「こんなことがありました」などと発表するときには、みんな毎回いろんなことに気づいているのに、
私はなかなか感じなかったり気づかなかったりして「ダメだなー」落ち込んだこともありました。

でも、授業をもう一度受けることで「あ~それ忘れてずっとやってなかったなあ」とか「あれ?これやり方を間違えたままやってたんだ」という事が発覚。

続けていくうちに家族(パパ)の気持ちにも少し変化がみられるようになりました。
クラスの中でたびたび紹介されるネイティブアメリカンの本を手にいれたところ今までこんなことに全く関心を示さなかった家族が自分よりも先に本を読んで“自然”を口にするようになったんです。

ミラグロクラスでいうところの「つながる」という感覚はまだありませんが
少しずつ積み重ねていくことで「ある日突然感じるのかも」と思っています!

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淡々と真面目に勉強を重ねて来られています。
こうしたクラスへの参加をとおしていろんな変化がやってきていますね。

変化というのは実はどこかに自分の意志があることで起きるんですよ。
だからその変化はまさにあなたと犬と家族が招いたもの。
感じていないようで、気づいていないようで、いつのまにか「つながっている」んですね。

思考に重点をおいて知識をつめこむクラスではないので、今までの学習方法とちがってはじめは少し戸惑いがあるかもしれませんね。

犬はコミュニケーションのために「犬と会話ができる本」を読んではいません。
もしアマゾンで注文しているのを見たら「コミュニケーションはパターンじゃ覚えられないよ」と伝えてください。

彼らはたぶん…感じ、知って、学び、気づき、そして自然と変化していくのでしょう。
このクラスはそんなステップを踏みながら進んでいるんです。
続けているとそのうちにうるさい頭も静かになるでしょう。


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犬ミラグロコース

犬ミラグロコース。
名前を聞いただけでは一体何をするんだろうというクラスです。
元も名称は「ドッグヒーラー養成クラス」でした。
養成クラスというと技術を身に付けるためのクラスという印象がぬぐえません。
それで、名称を改めました。
ミラグロとは「奇跡=ミラクル」のスペイン語です。
どの飼い主さんと犬にも奇跡の関係があります。
ミラグロコースは、その関係性を深めていくクラスで、そのコミュニケーションとしてドッグヒーリングを用いています。半年に及ぶ長いクラスです。

今回ミラグロコース初級クラスを修了したみなさんから感想をいただきました。
抜粋でご紹介させていただきます。

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山、川、海で、家族で過ごす時間が家族の中に新しい風を吹き込んでくれました。
他の犬たちや飼い主さんたちと共に山に入って自然と共にいる体験も私の意識を変えてくれました。
家族や犬を尊敬し、愛することの大切さを学んでいます。
そして、もっと大きな自然界のエネルギーと、すべての生命えの感謝を、祈ります。

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自分にとって自然は遠くからながめたりときおりふれる程度のものだったがヒーリングや自然の近くにたびたびいることで心身ともに癒され「ひとりではない」と感じることがあり、自分に余裕ができ家族や職場の状態がより心地よいものになりました。

自分で自分を癒し、良い変化を受け入れ自分が変わることによって落ち着いて対応できるようになりました。

犬への愛情がときには犬にとって重いんだと感じることができるようになり、いかに自分が犬に癒されていたかを知りました。

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今までは口に出したり表現してもなかなか伝わりませんでした。そのことで自分も相手も傷つけてしまったこともあります。
クラスを受講してから口に出さなくても家族や犬が少しずつですが、とても静かに穏やかに変わってきているのを感じます。

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今までふたをしてきたことを「あけていいんだよ」と言われたような喜びを感じます。
クラスで出会った方といっしょに学べ、回を重ねるごとに感謝しています。
なにげなく集まった仲間に偶然ではない何かを感じています。
人間として一歩一歩あせらず、感じることを大切にしながら学んでいきたいです。
妻として母として飼い主としての自分と、自分自身である私のバランスを崩さず成長していくことが目標です!

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海は好きでしたが山に入るのはあまり好きではありませんでした。
エネルギーを受け取ったり出したり…という感覚で山に入ると、の場所と違う神聖さがありました。生命の生々しさも感じました。力強さも感じました。
自分が小さく世界の一部であるような気がします。
自然とのつながりの変化によって犬との散歩の意味が大きく変化しました。

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犬に一方的にさわることが少なくなり、別の方法で理解しようと努めるようになりました。

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まだできることをやり遂げてはいない感じがあります。
「ただ受け入れていく」という感覚は難しいですが、それができて、
そして、そのものがなんであれ「感謝する」という気持ちをもつことを出きる限り続けていき自然な自分の感覚となることが今の目標です。

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みなさんの胸につまった精いっぱいの思いを言葉にして下さりありがとうございました。
気づきは毎日たくさん起きています。
意識はどんどん変化していきます。
つながりは強くゆっくりと広がっていきます。
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犬とのつながりも、犬への理解も、すこしずつ変化していきます。
何かが変わったのか気づくのはずっとあとのことなのかもしれません。
そんなことが私とオポにもたくさんありました。
ゆっくりと時間をかけてお互いの関係を育てていきましょうね。

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犬ミラグロコース初級クラス修了

本日、ミラグロコース初級クラスを修了されたみなさんのコメントをいただきました。
数か月にわたって仲間といっしょに学んだ道を振り返りながら起こるいろんな思いです。

・自然に対してあこがれが強すぎていたのが、エゴだということを学びました。
自然に対する興味や少しずつの慈愛の心をもてるようになったと思います。

・学んだことが日常で意識せずに自然になれる、またしている状態になること、
そして愛のあふれる人間になることを目標にしたいです。

・少しずつ身の回りの掃除などが進み、いろんなことに動揺しないようこ心がけることで
犬は散歩途中でも気に入った場所で落ち着くことができるようになりました。
怖がっていた花火の音などに対する反応にも変化がみられています。

・家族と山などに出かける機会が増えました。
・犬に自分たちの方が無理難題を押しつけていたことにあらためて気づかされました。
「犬」としての自分を取り戻せる日が来るまで、少しずつでも努力することから始めます。

・自分の生活が家族に与えていた影響などについて多くの課題に気づきました。
意識を変えることにより周りも少しずつ変わっていくことに感謝と驚きと…。
自分の状態によって犬も同じように変化するということに改めて気づき、考えさせられ反省しました。

・自分自身を見つめる良い機会となりました。すべてのものに感謝する気持ちを忘れずに
自分も周りも居心地の良い安定した空間をつくっていけるようにがんばります。

・自分の呼吸がゆっくりとなり、いやなことにも少し距離がとれるようになりました。
日常生活で家族や犬との関係が乱れることが少なくなりました。

・犬は散歩中急いで家に帰ることが少なくなり、落ち着いていられるようになりました。

・物理的な距離はもちろん、心理的な距離にもっと敏感になるように努めていきます。

・今まで自然を観光程度にしか考えていなかったが、自然に癒されることを実感し、
家族や犬たちと頻繁に自然の中に出かけるようになりました。

・自分に落ち着きと前向きな気持ちを取り戻すことができ、
人との関係を誠実なものにしようと心がけるようになりました。
自分の課題にも気づき、取り組む準備段階に立てました。

・犬にヒーリングができるようになることを学ぶというより、
「人間」としてどうあるべきかを学んでいるのだなと気づくようになりました。
犬との関係で自分が果たさなければならない「責任」のありようを学んでいるのだとも気づかされました。

・これからも「余計なものを捨て、身近にある大切なものに磨きをかける」、つまり愛するということを目標とします。



たくさんの気づきとメッセージを言葉にしてくださりありがとうございました。
また次のステップで、クラスのメンバーと、犬と、家族と、そして自分自身と向き合いながら
一歩ずつ山登りを続けていかれることでしょう。

山は深くそして力強く、愛にあふれています。
その道を共に歩んでくれる頼もしいパートナーの犬たちへ
それぞれの出会いに感謝の気持ちをこめて、互いに人としての成長を約束しましょう。
みなさんと共に学ぶ機会をいただき、私も感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。

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クラスメイト

今回は「犬ミラグロコース」で勉強中の奈央さんからいただきました。
ではどうぞ。
****************

私は10年近く動物関係の仕事を続けてきました。
ペットショップから始まり、ドッグランなど犬の施設、トレーナーを経て
現在は犬と暮らす家族のサポーターとして働いています。

お散歩やお留守番の間のケア、介護、その他犬に関することであれば何でもお手伝いしています。

犬達にとってはもちろん、お客さまにとっても「シッター」や「看護師」でなく「トレーナー」でもない「私」という存在でお仕事をいただいているように思います。

そんな今の仕事にたどり着いたのは、宮武先生とoppo君との出会いがあったから。

もともと勉強大好き!な私は
やれ有名トレーナーのセミナーだ
資格をとるための講習だ
と、あちこち出かけては、時間とお金を使い知識を頭に詰め込むことに満足していました。

この知識を利用すれば、飼い主さんや犬達に何かしてあげられる
いいことを与えてあげられるという、考えで仕事をしていたように思います。

博多のグッドボーイハートに顔を出すようになってからは、
仕事のため・・・・という思いはなくなり
犬の魅力や他の生徒さんたちの個性に触れる事が
面白く、自分のために通うようになりました。

それでもまだ「犬のことを勉強しに行っている」つもりでいました。
グッドボーイハートに行く日は「勉強してくる」
「頑張って犬に関する知識や情報を増やすぞー」と思っていました。
そして今。
七山での時間は回を重ねるごとに「勉強」「授業」という言葉ではどうしてもしっくりこないものとなっています。

ただ、そこに自分が存在する事を楽しみに足を運んでいます。
なのに毎回、何かを得ようとしていた頃よりもずっと多くのお土産をもらって帰ってくる事になります。
そんな沢山の気付きがあるグッドボーイハート、強いて言えば
命を学ぶ場所・・・でしょうか。

先生も「先生」とは呼んでいるものの何だか他の呼び方が相応しいような気がしています。
七山の空気の肌触りは、匂いや温度以外の沢山の存在を感じます。
どちらかというと都会暮らしの私は、そんな七山を羨んでいましたが
最近では、身近な自然にも感謝の気持ちが湧いてきます。

ちょっと犬と足をのばして、山や川に出かける機会も増えました。
そのせいか、頻繁に通っているわけでもない七山がどんどん近くに感じられるようになりました。不思議な感覚です。

時にはお土産の中に難しい課題もありますがそれはもともと自分が持っていたもの。
自分が持てるだけのものは、きっと自分でどうにか出来る分です。

そんな風に思えるようになったのももともと自分で持っている以上のものを
背負わされている犬達に気付けたのもグッドボーイハートから。
これからも犬と暮らす人々のそばで自然への感謝を忘れず生きていければ幸いです。

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生後4ケ月だったオポを知っている長いおつきあいですね。
私やオポ、グッドボーイハートと共に成長し続けてくれている頼もしい仲間です。
まだまだ若いのにしっかりと立とうとする姿にたくさんの勇気をもらってますよ。
みなさんも奈央さんと共に学べるクラスを楽しみにしていてください。

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クラスメイト

生徒さん自己紹介のクラスメイトです。
今回は、はるばる東京からドッグ・ヒーラー養成クラス(現在の犬ミラグロコース)を受講するために七山に来て下さっている舟山さんからメッセージをいただきました。
では、どうぞ。
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レネが家族になってから、早いもので9年がたちました。

初めて会ったのは、生後4週間位のヨチヨチ歩きの頃。
クロ、ベージュ、チョコ、同じ顔をした色違いの兄弟達とじゃれていました。
その出会いから2週間もしないうちに、我が家へとやってきました。

家に来たその日のうちに「トイレ」を覚えたのをスタートに
物覚えは早いし、私が言ってる事も理解している?ようだし?
「ウチのレネはめちゃめちゃおりこうさんだね~♪」と私と主人は親ばか丸出し。
レネとの、クールで幸せな未来のライフスタイルを想像して
両手離しで喜んでいました・・・・が、そうは問屋がおろさない!!

私たちの行動を観察し、その裏をかくような事をしでかすようになっていくのでした。
私の目を盗んでは、メガネや携帯電話や観葉植物の破壊活動
そして壊したものをわざわざ私のところへ運んでくる(そして私に怒られる)
・・・・さすがラブラドール!何でもかんでもとにかく運んでくる(苦笑)

お外では、お友達になろうとしてくれているワンコに “近づくなオーラ”をむき出だし。
おりこうさんの部分と問題行動のギャップの差が日増しに大きくなっていく感じでした。

生後8ヶ月頃に、やっと危険を感じてドッグトレーナーに協力を求めました。
そこで気付かされた事が「犬の問題行動は、飼い主に問題がある」という事。
「レネの訓練」は結果的に、私たち「飼い主の訓練」となりました。


いたずら、問題行動、良くない癖、挙げだしたら
本当にキリが無いのですが、今となってはご愛嬌。

ある時、私の中の直感がこんな事を感じ取りました。
「レネは、人生の折り返しを過ぎているかもしれない」
そう感じたときから、私の中の関心事が変わっていきました。
レネはどんな事を思いながら毎日を過ごしているのだろう・・・
一緒に過ごす私や主人の事、私たちとの関係をレネはどう感じているのだろう・・・
レネは本当に幸せなのだろうか・・・・そんな事を強く思うようになりました。

泣き声や行動から、レネの言わんとしている事を理解しているつもりでいましたが
私の理解できる範囲を超えたところにも
レネが伝えようとしている事があるとしたら・・・・
私のしている事に勘違いがあったとしたら・・・・

なんとも言えない切なさい気持ちを感じて
何か方法が無いものかと模索している時に
「グッド・ボーイ・ハート」との出会いがありました。
宮武先生とオポ君は、そんな私の中に沢山の気付きや素敵な答えをくれました。


『犬が持っている本来の能力、本質を引き出す事』
『そして、レネを信じること』
・・・これは2人が教えてくれた、私のこれからのとても大切な課題。
私の探し求めていた「レネが感じる幸せ」のヒントが沢山詰まっています。

そんな私の意識変化を察するかのように
どんどん爽快さを増し、レネは今日も元気いっぱいです。
お気に入りの“自分の場所”のソファーにもたれながら
「ムームー」と、私に向かってなにやら話しかけています。

3、4年程前からなのですが
ターコイズブルーの綺麗なアゲハチョウが
ちょくちょく、レネの散歩についてくるようになりました。
気付くといつもレネのそばにいて
レネにまとわりつくように寄り添って飛ぶので
私は「レネの天使さん」と呼んでいます。
もうそろそろ肌寒くなってきたので
来年までしばしのお別れ・・・が近づいてきていますね。
正式名称は“アオスジアゲハ”というそうですが
まるで作り物の蝶のような美しさに
はじめて見た時は驚いてしまいました。

これからも、レネとの穏やかで優しい時間が続きますように。

そして、宮武先生、オポ君、これからもよろしくお願いします。

舟山

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犬が若いときに学校で学ぶという飼い主さんは増えてきましたが
犬と重ねる月日とともに自分と犬との時間を見直すということで
全く違ったものと出会うチャンスもありますね。

蝶のスピリチュアルなメッセージは“変容”だそうです。
たくさんのものを受け取られて、レネちゃんの変化と自分の変化を楽しさに。
いっしょに学ばせていただている私たちもたくさんのものをいただいています。
冬の七山でお待ちしています!

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クラスメイト

今回のクラスメイトはようのすけちゃんの飼い主さんの光戸さんからいただきました。ではどうぞ。

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夫の転勤で私たち家族が愛犬とともに福岡に来たのが2年半前。
当時は、まさか別のわんこと暮らすようになることなど想像すらしませんでした。

そのわんこと出会ったのは、昨年の8月。
愛犬との突然の別れから二ケ月ほどたったころでした。
警察から保護されてきた、先代わんこと比べるとずいぶんと小さな体をした
ミックス犬の男の子を、里親が見つかるまでという約束で預かることになりました。

そのコが我が家の長男“ようのすけ”です。
ようのすけをわがコとするまでにはさまざまな心の葛藤がありました。
でも、今、ようのすけは先代わんこに頼まれて我が家へやってきてくれたのかなと
思えるようになりました。

先代わんこはどんなに激しい台風の日でも
手術後のきついであろうその体でも
自分の足で歩くといい、外でしかおしっこウンチをしないコでした。
その様子をみていた私は、ようのすけには室内でも排泄できるようになってほしいと思っていました。
そして先代わんこができなかったお留守番もできるようになってほしいとも思いました。

それで、はじめはようのすけのために勉強しようとレッスンを受けることにしました。
でも、そのうちGBHでの勉強は「自分のための勉強」という思いが強くなりました。
ようのすけが私に力をつけさせるためにグッドボーイハートという学びの場と出会わせてくれたのです。

8回の出張レッスンを終えて七山デビューしたのが今年の一月。
この半年間で私の中では大きな気づきがありました。
「自分の足で歩く」というようのすけと同じ課題が見えてきました。

この数年間、肉親との別れ、先代わんことの別れと悲しいことが続きました。
でもようのすけと出会ったのはそれらのことがあったからこそ。
全部つながっているんだなぁと思います。

そして本当の意味で前を向いて歩いていなかった自分に気づくことができました。
福岡に来るまでは、ヒールのある靴しか持っていなかった私。

トレッキング?キャンプ?ヒーリング?
つい最近までは私と無縁だと思っていたことにはまりつつあります。
今では靴といえばスニーカーばかり。
東京へ帰ると友人達に「格好が変わった」といわれる私。
自然の力にやっと気づきはじめた私。
自分の変化がとても楽しいです。

先生やオポさんはもちろん
七山に連れて来てくれたようのすけ
ようのすけにつながるみんな
そして七山につながるみなさんに感謝です。


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光戸 真知


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ほんと、全てはつながっているんですね。
ふしぎ、ふしぎ。
かわいいようのすけちゃんの中にも「かわいいだけじゃないさ」と光る何かがたくさんのことを教えてくれます。

草刈りデビューはもうすぐかな。
たくさん楽しんでください!

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クラスメイト

今回のクラスメイトは、ちょこちゃん。
2歳のヨーキーとチワワのミックスの女の子です。
ちょこちゃんの飼い主さんからのメッセージ。
では、どうぞ。

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ちょこは知人の家で生まれ、生後2ケ月のときに我が家にやってきました。
ちょこが1才半のときに、私の体調不良がきっかけで東京から福岡へ引っ越しをしたのですが、
そのころから、他の人や他のワンコへ狂ったかのように吠えかかったり
ちょこの食事中に近づくとうなったり、ひどいときにはかみつくようになりました。


そんなとき、予防接種で訪れた動物病院の待ち合い室でたまたま見つけたGBHのリーフレット!
とりえあず相談だけでもしてみようと、GBHのカウンセリングを受けたのが始まりでした。


カウンセリングを受けて問題はちょこ自身のりも私たち家族の接し方にあることがわかり
深く反省して、これからできることをしてあげようと決意。
まずは家庭環境の改善から!

ちょこをひとり立ちさせないと問題行動は治らないと聞き
以前は夜はいっしょに寝て、お留守番中はリビングで好き勝手にさせていたのを
夜や留守中はクレートに入れるようにして
ひとりでいても落ち着いていられる場所作りから始めました。

最初はなかなかクレートに入りたがらなくて、おやつをいれても
なんとか足をいれないで食べようと首だけ伸ばして踏ん張ってたのが
だんだんと入ってくれるようになってきて
クレートのドアを閉めると、しばらく鳴き続けてたのが
あまり鳴かなくなってきました。

今でも夜はいっしょに寝たいと思っているのか
クレートに入ってくれるのに時間がかかるけど
しぶしぶでも入ってくれるので成長したなぁと思う今日このごろです。


次に!
“ひきこもり犬”だったので、どんどん外に出て外を好きにする!
散歩中に犬におやつをあげたり、アイコンタクトの練習。
リードを引っ張らないで歩く練習など、毎日地道につづけました。
家を出たとたんに興奮して爆走していたのが、落ち着いて散歩できるようになってきました。


先生に言われるとおりに改善していくと
ちょこがどんどん変わっていくのがうれしい反面
自分が間違った育て方をどれだけしてきたかと思い胸が痛いです。

レッスンを始めて3ヶ月目に七山デヴュー。
ちょこは他のワンコになれていないので
散歩中に他の犬に会うと興奮して吠えて大変なことになるのに
リードなしで他のワンコといっしょにトレッキングなんて大丈夫なの?

今まで都会暮らしで自然にほとんどふれたことがなくて逃げて行かないの?
と内心、不安もつつ参加してみたところ・・・
吠えるどころか他のワンコに圧倒されちゃって、しっぽは下がったまま。
終始、私の足元から離れずに1回目は終わってしまった。

2回、3回とトレッキングに参加するごとに少しずつ私から離れて歩けるようになってきて
最近では、むしゃむしゃと草を食べる余裕も出てきたみたい。

七山に通うようになって半年。
ちょこの毛並みや歯がキレイになってきました。
自然の力でしょうか?
本当にびっくりです。

前回のトレッキングでは、自分からは絶対に他のワンコに近付かないのに
ちょこが自分から近付いていくのを見て感動しちゃいました。
まだまだ、オポ先生には恐れ多く近付けないみたいだけど
そのうち後ろを追って元気に走り回るようになってほしいなぁ。
これからも、どう変わっていくのか楽しみです。

ついでに、先生のヒーリングのおかげで
私の体も軽くなったみたいです。

以前、先生に『ちょこちゃんはお母さん(私)を七山に連れてきたかったんよ』と言われ妙に納得。

もっと、ちょこに感謝しないとダメですね。


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トレッキングやヒーリングクラスに来るたびに

少しずつ変化していくちょこちゃんですね。

他のわんこたちとの距離もちょっとずつだけど近付きつつあります。

ちょこちゃんペースで、ゆっくりと時間をかけながら

変化を楽しんでいきましょう。

ちょこちゃんの小さな体にも

大きなわんこと変わらない強い輝きがあります。
その輝きがますます本物になりますように。

飼い主さんもいっしょに変化を楽しんでくださいね。

Posted in クラスのこと, 受講生のコトバ