グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<クラス>犬が快適に過ごせる環境を整える風水講座開催しました。

人の整える室内空間で過ごす犬は、常に環境の影響を受けています。
犬が落ち着ける環境ってどんなところだろう、どうすれば犬が安定するのだろうかという環境整備は、飼い主にはいつも心に留めておいて欲しいことです。

環境を整えるこの技を、風水という視点からヒントをいただいて楽しんで勉強してみようという企画で開催した風水講座の3回目です。今回も、唐津市のサロン「ペタルローズ」の山岸厚子先生に講師をお願いして開催しました。

福岡校では初回の開催ですが、日頃から犬と共有する生活環境に関心の高いグッドボーイハートの生徒さんたちが多数参加されました。

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講座の時間は4時間なので長いと思われる方も参加してみたらあっという間で時間が足りなくくらいの内容です。実は2回開催する講座を、犬のために時間が必要な飼い主さんたちのためにと山岸先生にお願いして1回開催に特別編集していただいている特別講座だからです。

講座の内容はお伝えできませんが、まずみなさんにできることでお伝えすると、とにかく「一年間以上使っていないものは捨ててすっきりしましょう。」ということでした。捨てることで気持ちの整理もつくといわれると、その通りだと納得されるでしょう。

簡単に捨てる行為ができるのであれば、お家はすっきりと片付くはずですが、物の価値の高いこの時代ですから、なかなかそうはいかないわけです。大切なものも増えるし、思い出の品も増えていきます。捨てる行為を実現させる方法のひとつとして、自然の中に身を置いてみるというのも最高の活動です。

犬とのトレッキングクラスも片付けの気持ちを高めるのに役立ってくれます。ただ犬を歩くのではなく、山を整備しながら上っていきますのでますますなのです。

こうしていくと、いろんなことがつながっていくのだなと思うのです。

良い事も悪い事もすべて自分が必要としてひきつけているのでしょう。
上手くいく事もいかない事も、自分を成長させるチャンスとしてそばにいてくれているのだと思うようにしています。

感謝の気持ちが生まれれば、いつか人の役に立てる日もくるのかなと願い、未熟なのだから辛抱強く自分に向き合うしかありません。

そんな自分を犬たちはまた辛抱強く見守ってくれていると思うと、がんばろうと奮起します。

グッドボーイハートでは学びの機会をたくさん提供しています。
有効に活用していただきたいので、要望、切望、提案などお気軽にお寄せください。

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<お知らせ>3月の福岡校開催の犬語セミナーのお知らせ

3月の犬語セミナーは以下の日程で開催します。

3月8日に犬語セミナー特別編を開催しましたが、通常の犬語セミナーを追加企画いたしました。

詳細は以下のとおりです。


● グッドボーイハート 犬語セミナー 福岡

● 日程 3月29日 木曜日

● 時間 14時~16時

● 参加費 おひとり2500円(人のみ参加の座学です)

● 場所 グッドボーイハート福岡校 詳しい住所は以下のページよりご覧ください。

 →グッドボーイハート福岡(福岡オフィス)

● 定員あり 少人数制の対談式セミナー 定員になり次第締め切りします。

● 申込先 グッドボーイハート在校生はメールアドレスもしくは電話でお問い合わせください。
     初めての方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。


犬にとって大切なことを学ぶチャンスとしてご利用ください。

犬との関係を真剣に考えるみなさんとの勉強の機会を楽しみにしています。

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<クラス>犬語セミナー特別編開催しました。

グッドボーイハートでは定番で人気のある犬語セミナーを、特別編として福岡市で開催しました。

きっかけは、テレビの犬の専門家を取り上げたドキュメンタリー番組を見た生徒さんたちから、様々な質問や意見をいただいたことでした。

自分も同じ番組を見たのですが、見られた方全員と全く見ている箇所が異なっていることに気づいたのです。

テレビ番組は、製作者の意図がある程度反映される形で作られています。
見る人によっては、偏った見方になったり、製作者の意向に流されてしまう危険性もあります。

そこで、このドキュメンタリーの犬のトレーニングの部分から一部の動画を抜粋しながら、犬の行動とトレーニングを科学的に理解しようという行動学セミナーを、犬語セミナー特別編として開催することになりました。

参加されたみなさん、とても熱心でよく勉強されているため、大変奥の深いセミナーとなりました。

内容を抜粋してお伝えしたいのですが、奥の深いことはとても言葉だけではお伝えすることができません。


ブログを通して、普段のレッスンでは不足する箇所を補足させていただいたり、なかなかクラスに参加できない方や遠方の方にも、少しでもグッドボーイハートの視点をお伝えしたいという気持ちでいっぱいです。

ですが、ブログでお伝えすることには限界があり、対面でのコミュニケーションには全くかなわないということも痛感しています。

犬語セミナーは訪問レッスンやトレッキングクラスなど、クラスに参加して学んでいただける機会があれば、ぜひご利用いただきたいと思います。

今回のテレビ番組を題材とした犬語セミナー特別編ですが、内容的にはまだまだお伝えできることがあり、第2弾のご希望もいただきました。とりあえず、企画段階ということでご要望があれば、またお問い合わせください。

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<クラス>犬と飼い主のための風水講座&トレッキングクラス開催しました。

七山でも暖かな春の日差しを感じることができました。
この日は、グループでのトレッキングクラスからスタートしました。

グループのトレッキングクラスは上級者の方のみのクラスです。
トレッキングは山遊びではなく、山歩きのクラス。
山を歩くという行動が実現されるまで、長らく継続してクラスに通って来られた生徒さんと犬たちでいっしょに春の山をゆっくりと散策しました。

午後は唐津市のサロン「ペタルローズ」の山岸厚子先生を講師としてお迎えしての「犬と飼い主のための風水講座」です。

知識として習得するというよりも、環境を整える実践版として楽しみながら学びたいという気持ちから、この講座の開催をリンパマッサージを教えていただいた山岸先生にお願いして快諾していただきました。グッドボーイハートでは2回目の開催になります。

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風水というと魔術的な印象を受けられるかもしれませんが、感覚と照らし合わせていくと案外納得のできることも多いのです。
たとえば、寝心地が悪いので寝場所を変えてみたら、風水上でも気の流れやすい場所であったなど、今回クラスにご参加の方々のコメントの中にもそんなものがありました。

動物は本来は「気=場のエネルギー」にとても敏感で、気の良い場所を選んで過ごそうとするものです。
ところが、犬の場合には「人につく」性質を持ち合わせているために、人が気の悪い場所にいてもその場にいることがあります。それだけでなく、飼い主自身が不調の状態を抱えていても飼い主のそばにいようとするのです。
もちろん、飼い主を心配して離れないのではありません。飼い主の不調という状態そのものが犬を不安定にさせてしまうからです。

犬と飼い主にとって最適な環境を整えるための風水講座は、まず自分の家について知ってほしいということです。

次回は3月10日に行われます。
ご参加のみなさんは、ご自宅の図面か相当するものをご持参ください。
犬のためということで、犬のいる部屋の図面だけにならないようにお願いします。

犬は環境の影響を常に受けている。一番影響を受けているのは飼い主である自分であることを再認識して、風水講座を活用してください。

講師の山岸先生もこんなことを言われていました。
「風水講座を受講したのになかなか変わらないとおっしゃる方は、自分が変わろうとしていないからです。自分が変わって周囲が変わるのだから、自分が変わらなければ何も変わりません。風水で変えてもらおうというのではなく、風水を利用して自分が変わろうと思うことが大切です。」

ですよね。風水講座とか風水のところを犬のしつけ方講座とか犬のしつけ方と置き換えてみてください。飼い主が変わろうとしてないのに、犬が変わるわけはないのです。犬が変わったら自分も楽になれると思っていも、犬は全く変わりません。

逆に、犬が変化しているなら自分が確実に変化しているのです。そのことを認めて前進を続けていただきたいと思います。

次回はこの講座を福岡で開催します。残念ながら満席となっていますので、ご希望の方はお問い合わせください。

自分が変わると周りが変わる。

自分が変わると犬が変わる。

自分を変えていくために環境を変えていく。

すごくシンプルでわかりやすいステップを、風水講座でもグッドボーイハートのトレーニングクラスでも、いっしょに学べれば幸いです。

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<クラス>今年はじめての水泳教室:海という自然を感じる時間

春の大きなエネルギーの風が吹き荒れて、七山校の自作のドアが破壊されたりとわずかとはいえ、やはり被害は堪えるものです。

今日は3月中旬くらいの気温ということで、予定していたプライベートの水泳教室を無事に開催できました。

グッドボーイハートの水泳教室。
最初は、オポという犬の先生のもとにプライベートクラスで開催をはじめ、その後はグループクラスの水泳教室へと展開していきました。

しかし、最近ではまたプライベートクラスの重要性を再認識するようになり、たくさんで楽しいのもいいけど、家族でまずはしっかりと勉強することの方が何十倍も大切と思うようになり、グループクラスよりもプライベートクラスの方に重点を置いています。

そこで今回の水泳教室もプライベートクラスとして開催しました。

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オポ先生は他界しましたが、弟子である私が残っていますので、犬たちの様子をみながら海という自然との距離感を近めていきます。

普段は室内拘束、短いリードで拘束されてがんじがらめの生活をしていると、自然の中で解放されたときに興奮しすぎて適応力を育てられないような状況になることがあります。

自然学習も普段からの飼い主との生活という基盤があってこそ実現が可能なクラスです。

そのため、トレッキングや水泳教室といった自然学習クラスだけをクラスとして提供することはしていません。

日常生活の中での生活環境、飼い主との関係性をつくる生活のルールなど、ベースをしっかりと築き上げてこそ犬と飼い主の自然学習は価値のあるものになります。

今回クラスに参加してくれたのは、まだ1才になっていない2頭の同じ胎から生まれた姉妹犬です。ラブラドル・リトリバーですから、海の香りと海の鼓動は脳の記憶を呼びさます機会になったことでしょう。ほんの少しだけ動画をとってみましたのでご覧ください。



犬と自然は切り離すことができません。
同じように人と自然も切り離すことができないと思います。

犬たちのための水泳教室は、飼い主さんが犬と共に自然という環境で過ごす勉強のためのクラスです。訪問レッスンがしっかりと進んで来た中級者以上の飼い主さんが対象になります。

犬と人と自然がいつもひとつであるように、その時間と空間が新しい関係を築いていけるように、きっと何か良いヒントが生まれるはずです。

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<クラス>犬語セミナー開催しました:犬と犬のコミュニケーションから犬の社会性を評価する

週末の日曜日には七山校で恒例の犬語セミナーを開催しました。

このセミナーにも関東方面からご参加いただきました。
遠方からご参加いただいた方にも、福岡佐賀方面からご参加いただいた方にも、同じように何か新しい視点を持って帰っていただければと、題材選びにも悩むところです。

特に初めて犬語セミナーに参加される方にとっては、素材選びによっては難しいと感じられることもあるようです。
犬語セミナーは2回目からが本当に面白くなるセミナーなので、続けてご参加いただくことをお薦めしています。

今回はやはり、犬と犬を初めて対面させたときに撮影した動画を素材1として使用しました。

犬のコミュニケーションの中でも、犬が犬に対面したときに表現するコミュニケーションは真の犬語です。

犬は人に対してもコミュニケーション能力を持っていますが、受け取り側が犬語を十分にはわからないヒトという種族なので、犬の表現方法もかなりいびつなコミュニケーションになってしまいます。
その点、犬が犬に対して表現するコミュニケーションは、犬語を学ぶ素材としては最適なものです。
犬語セミナーときには犬と犬を対面させたビデオを取り上げているのはこうした理由からなのです。

犬語の読み解き方はそれほど難しくはありません。
まず、犬の行動を細かに観察できるようになることです。
行動のひとつひとつは点ですが、その点の行動がつながって線になり、そして輪になっていきます。

行動を細かくあげて、その順番を明らかにし、その行動に影響を与えた刺激=対象や対象者の行動を整理していくと、案外犬語はシンプルなのです。

行動のコミュニケーションと比較すると、言語のコミュニケーションの方が記号としては複雑で誤解を招きやすいのです。

犬の場合には音声のコミュニケーションはありますが、言語のコミュニケーションはありません。

犬のコミュニケーションは記号化されており本来はとてもわかりやすいものなのです。

しかし、最近は犬が洗練されたコミュニケーション力を発揮できなくなっています。

子犬のころから親犬や兄弟犬との安定したコミュニケーションを表現する機会を機会を奪われることが多いためです。

さらに、子犬の育児を担当する保護者の接し方によって、コミュニケーションを通して気質形成にも影響を与える関わり方が発生するため、興奮や不安が強いとか、認知力が十分に発達していない犬ではコミュニケーションという表現力が極端に低くなってしまうからです。

このコミュニケーション力の低さこそ、社会性の低さになります。

社会性という言葉が本来と違うものと誤解されている傾向があるようですが、社会性が発達しているというのはお利口で飼い主の言うことをよくきくということではありません。

犬の本来の社会性とはコミュニケーション力、認知力、グループ力です。

3月の犬語セミナーは以下の日程で開催します。

8日(木) 福岡校
21日(水・祝日) 七山校

人数に限りのある少人数制のセミナーです。
お早めにお問い合わせください。

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<クラス>小さな犬ちゃんたちのプライベートトレッキングクラス

福岡では着込むと汗ばむほど暖かくなってきました。

七山の家の裏にはわずかに雪が残るものの、昼間は太陽が心地よく小鳥たちが元気に羽ばたく姿を見ることができる季節が到来しています。

早速、山歩き勉強「トレッキングクラス」を申込みされる方が増えています。

そのおかげで七山滞在時間が長くなり、この週末は山歩きと薪ストーブという自然の力で、骨折していることも忘れて活動が上昇中です。

プライベートトレッキングクラスに参加された生徒さんの中には、東京から起こしいただいた方もいました。

単身赴任で犬たちとも別居になってしまったご家族が、ほんの少しの家族との時間を山で過ごすために七山校まで来てくださったのです。

普段とはかなり違う犬たちの行動や表情に、何か感じていただけるものがあればいいなという思いが強くなります。

むしろ犬との山歩きでは、犬の変化よりも飼い主自身の感性が自然のセンサーに反応する瞬間の方がずっと大切なのです。

一瞬で感じるセンサーもあれば、くり返し接することで受け取れるセンサーもありますので、人については気長に待つことも練習のひとつです。

犬たちの方はどうしても最初はテンションが上がりがちです。

特に人とのがんじがらめの生活の中で閉ざされた脳の機能が正常な行動を引き出してくれるまでにはかなりの時間を必要とします。

犬との山歩きを見る際には「興奮しているテンションの高い犬を見て喜んでいると判断しない」というところからスタートします。

走り回ったり駆け出したりする犬を「喜んでいる」と解釈してしまうと、走り回ったり、走り出したりすることを飼い主が奨励するようになってしまいます。

山歩きの上級犬たちは、とてもゆっくりと山を歩いていくのです。

安全第一、防御第一、確実に移動しながら情報を得ること、これが犬の山歩きの姿です。

トレッキングクラスへ参加するたびに、犬の行動に変化が見られてワクワクします。

最高の季節、5月まででしょうか。

限られた時間を一番大切だと思える時間にできるといいですね。

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<クラス>犬語セミナー開催しました。

本日は福岡で犬語セミナーを開催しました。

偶然という必然なのかもしれませんが、参加された飼い主さんがみなさん犬を保護という形で迎え入れた方ばかりでした。
そして、犬語セミナーの題材として使用した動画も、保護施設や保護団体から飼い主宅へ迎え入れられた犬の動画でした。

家庭に来た年齢はまちまちなので、それぞれの犬が過去にどのような経験をしてきたのかを知ることはできません。

保護犬に傾向の多い行動というのもありますし、新しい環境に適応することに時間のかかる場合もあります。

犬語セミナーを通して犬の行動への理解が進むと、その犬の過去を知らなくても目の前にいる犬が何を必要としているのかを知ることができます。

過去のことを知らなければ犬と共に前進できないと思われているなら、それは大きな誤解です。

犬が必要としてることは、現時点での犬に対する理解でしかありません。

むしろ、過去の詮索することで目の前にいる犬のことが見えなくなってしまうことの方が多いのです。

他にも純血種としての性質にこだわりすぎることで、個性を見失ってしまうことがあります。

今回の保護犬たちは皆ミックスなので、犬種的な性質の枠にとわられず個々の犬の個体の特徴に単純に焦点を合わせることができます。

個性は犬種を越えるし、現在の行動は過去の情報を引き出すのです。

犬語セミナーは一般の方が唯一参加できるセミナーです。

今月は25日日曜日に七山校でも開催します。

犬との関係を今ひとつ進めて行きたいなら、ぜひお問い合わせください。

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<クラス>プライベートトレッキングデビューの小さな犬ちゃんたち

寒暖の差が激しいので、今日は暖かいかな寒いのかな?と天気予報が気になる日々です。

七山では今日も朝からかなり気温が低く、雪がちらついていました。

気持ちを引き締めて、いただいた木材をチェーンソーで切る作業をしながら、生徒さんの到着を待ちました。

はじめて七山に、いや山歩きデビューする小さな犬ちゃんたちを連れて来られるのです。

飼い主さんはドキドキでしょうし、私の方も気合がはいります。

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山歩きデビューをした小さな犬ちゃんたちは、初回のため1頭ずつ歩いて犬の行動を飼い主さんといっしょに観察しました。

普段の散歩とは何が違うのかとか、飼い主さんとの距離感はどうなのかなど、観察して得られることは犬について大切なことばかりです。

犬の行動を細かに観察する力をつけることは、飼い主が犬を理解するためにできる最初のことです。

行動の意味はわからなくとも、行動を見る力をつけることはできるからです。

知識がなくてもできることで、この情報がないと先に進まないこと、それが犬を観察するということなのです。

緊張しやすい犬くんの方は、適応に時間がかかりましたが、やはり変化がみられてきます。

犬がどのような状態であるのかを、普段とは異なる環境で、さらに環境を整えながら経過観察を続けることで、犬が必要としていることが見えてきます。

トレッキングの帰りがけに、笹薮へ1頭のジュニアイノシシが走っていくのが見えました。

イノシシがいますと飼い主さんに声をかけて、イノシシの様子を伺うとなんと数頭いました。

1頭が走り出し、2頭目が走り出し、そして3頭目が走り出しました。

いずれもジュニアサイズ、ウリボウよりも大きく成獣よりも小さなサイズです。

ジュニアだけが集団で行動しているのをはじめて目撃しました。

すべてのイノシシが走り終えたあと、移動を再開します。

犬くんの方は全く気づいていない様子でした。

まだそこまで余裕がなかったのでしょうね。

山道という坂で自分の体を落ちつかせるのが精一杯だったようです。


環境が整えば、動物たちの行動の予測もたちやすいのです。

環境が不安定でストレス値が上がってくると、行動の予測がたちにくくなります。

動物の行動は案外シンプルなものだと思います。

人の行動が複雑で入り組んでいるため、犬もそのようになっているのかもしれません。

人にとっても犬にとっても、楽しいことはそんなに難しいことではないと感じてしまうのは、楽観的な考え方でしょうか。

単純なことで犬たちは楽しい、それは信頼できる家族と日常という自然をを楽しむことかなと思いながら、山歩きを楽しむ一日となりました。

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<クラス>犬語セミナー開催しました:多頭飼育のコミュニケーションを読み違えるな!

七山に戻ると…積雪していたのでビックリしました。

突然風景が変わってしまうので、山に慣れていない方にはドキドキの運転になります。

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クラスにご参加のみなさんには、直前でもルートについて連絡しますのでご安心ください。

わずかな積雪とちらつく雪の中を、気持ちよく犬たちとトレッキングしました。

ずっとトレッキングを続けている犬のバランスや使い方が、少しずつですが変化していき体のバランスが整っていくのは不思議なことです。


トレッキングクラス後は月に一度の犬語セミナーを開催しました。

今日は、はじめて参加される方に撮影をお願いした、同居の2頭の犬たちの動画を主題にしてすすめました。

多頭飼育の犬たちの関係性は、かなり違った見方をされていることが多いため、科学的にちゃんと見て、現実をちゃんと把握して理解したいところです。

今回のビデオは、その誤解されやすい典型的な行動のパターンだったので、犬語セミナーの教材としては最適なものでした。


多頭飼育の犬たちの中には、かなり行動が増えています。

走り回りやとびつき、なめる、じゃれる、プロレスするなどの激しい犬と犬のコミュニケーションをすべて遊びとしてしまうのはとても危険です。

多頭飼育の犬と犬が、適切な関係とコミュニケーションを構築している場合には、散歩中に他の犬に吠えかかるなどの行動はほとんど見られません。

なぜなら社会的行動の安定は、テリトリー内で作られているからです。

散歩中、他の犬に吠えるなどの行動が出る犬も、室内同居の犬たちでは吠えあうことはめったにありません。

そのためか、おうちでは犬が好き、お外の犬は嫌いと犬の行動を判断(評価)してしまうことがあるようです。

これは擬人的な見方であって、犬を行動学的に理解する見方ではないのです。

犬語セミナーは、ただ単純に犬という動物のコミュニケーションを理解しよう、そしてその理解を犬そのものへの理解につなげようというセミナーです。

セミナーの主旨は簡単ですが、とても奥の深いセミナーです。

来月は2月25日(日)に七山校で開催予定です。

福岡では2月の平日に開催しますので、決まり次第ブログでご案内します。

dav

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