※部分追記しています。
昨日のブログの続きです。
昨日は犬の自然治癒力を尊重することができるか?を自分に問いかけてもらう機会をつくってもらうためのお話でした。
私たちが今の窮屈な生活を国や地域のルールのものに実行せざるを得ない状況になってしまったのも、そもそも動物の治癒力とか免疫力について考える機会があまりにも遠くなってしまっていたからではないかと反省しています。
だから決められたルールの中で反論をできる人もおらず、マスコミや専門家の走り出したレールに何の考えも反発も反論もできず乗るしかなかったのではないかと…。
※追記と修正はここから
インフルエンザには治療薬が出ているとご指摘いただきました。
勉強不足ですみません。以下に自分で調べたこと追記しておきますが医療について詳しいことはさらに病院で確認してください。
2019年抗インフルエンザ薬として国内で許可されている薬
オセタミブル(商品名タミフル)、ザナミビル(商品名リレンザ)、ラミナミブル(商品名イナブル)、ペラミビル(商品名ラピアクタ)
抗インフルエンザ薬は発症早期に使用すれば入院や死亡のリスクを減らすことができる。
抗インフルエンザ薬によってウイルスの増殖を防ぐことができるためにウイルス価を減少することができウイルス拡散を防ぐこともできる。
以上が私が調べた内容ですが専門的にはまだまだ進んでいると思います。
コロナウイルス治療薬ができるのは時間の問題なのでしょう。
追記ここまで
ワクチンさえできればという声もありますが、ウイルスの型など変化し続けるものなのにどのくらいのワクチンをバクチのように投与しようというのでしょうか。
新型ウイルスに関わらず多くの病気は本来は個々の動物の中にある自己免疫力の作用があって快復に向かいます。
薬や治療はそのサポートでしかなく自己免疫力の作用が起きる自然治癒力は生きることに欠かすことはできないのです。
※もちろん薬がないと始まらない治療もありますので信頼のある薬を上手に活用させていただきます。※
人であっても病気によって状態は様々なのですが、犬の方は人よりももっと自然治癒力に頼っているのが犬の動物らしさです。
さらにどんなに動物の医療が発達したといっても現時点で人と同じ医療行為が受けられるわけではありません。
また動物に対する医療行為の負担というのもの考える必要があります。
さらに動物医療は動物の自然治癒力が働いてこそ効果が訪れることを繰り返しておきます。
動物の自然治癒力を考えるにあたって、自然治癒力の働きについて述べた精神科医の神田橋條治先生のことばをお借りします。
神田橋先生は自然治癒力についてご自身の著書にこのように説明されています。
「いのちは、よくない状態から回復するためのいろいろな方法を、自然にもっているのです。これが自然治癒力です。病気のときには、必ず自然治癒力が働きます。いのちが病気をなんとかしようとするからです。」
神田橋條治先生の著書「精神養生のコツ」から転載
すごくわかりやすい言葉ですね。
動物はみんな自分の心身の不具合を改善させるための方法を自然に持っているということです。
人も自然治癒力を持っていますし、犬は人以上に高い自然治癒力を持っています。
ところが犬が具合が悪い、虫に刺されたようだ、といったときに犬の自然治癒力を頼りにする飼い主は少なくなりました。
同じように私たち人の方も、すぐに病院に行くようになりました。
病院に行くことがいけないといっているのではありません。
適切な時期にきちんとした治療を受けることができる日本の医療は本当にありがたく、活用すべきです。
動物病院にしても世界でも最先端の医療が受けられる日本の動物病院の処置は大変優れたものだと思います。
そうであっても自然治癒力がなければ病院があっても動物は治癒しないのです。
犬の自然治癒力はなぜ注目されないのでしょうか。
次回はこの続きをおはなしします。
※追記8月16日
人間の医療の発達は本当に素晴らしいものがあります。
IPS細胞の作製に成功してノーベル賞を受賞された山中教授の講演の中ではその課程で犬たちが実験動物として使われたことも話しておられました。
もちろん犬の前にはたくさんのマウスが利用されています。
私たちの使っている薬やワクチンの開発には動物たちの命の積み重ねがあった上での宝ものなので、ここぞという時にはぜひ活用していただいてお医者様にも動物たちにも感謝したいと思います。
そしてその分を生きる時間として増やしたのなら、何かのお役に立てるよう今日も生きなければなと気持ちも引き締まります!
Author Archives: miyatake
<犬・自然のこと>犬の自然治癒力って何だろう?を考える
<犬・自然のこと>犬の自然治癒力を信じるのが難しい理由
今日のブログのタイトルを見て驚かれた読者の方に先に説明します。
もちろんわたしは犬の自然治癒力を信じてます。
もう少し正しくいうと、犬の自然治癒力が発揮されるために飼い主としてできることをしたいと思いそれをするために博多駅の近くから唐津市の山の中にドッグスクールを移転させました。
「犬の自然治癒力を信じるのが難しい」とタイトルにいれたのは、現在では圧倒的にこちらに考えをする飼い主が増えていると感じるからです。
山の中で犬といっしょに山歩きやトレッキングクラスと楽しいこともたくさんあるときに、反して山の野生の生物たちに刺されたり咬まれたりする危険も伴います。
虫に刺されるのは犬よりもヒトの自分の方が回数は多く、毎日の草刈りの時間であってもどこか1ケ所はブユ、アブ、蚊などのとび虫にやられてしまいます。
ななやまに移転したときに最初にブユに顔を刺されたときは大変腫れて泣きそうになりました。
痛み、かゆみ、腫れ、どれも苦痛の体の反応ですが、薬が得意でないわたしは自然素材の中から自分にあいそうなものを探し、やっと「びわの葉エキス」が炎症を抑えることを知って今も愛用しています。
一方で犬の方はもブヨなどに腹部をさされたり、ダニを体につけたりといろいろと攻撃を受けていました。
一番自分が見守ることのできた愛犬オポの自然生物との付き合い方や、虫に攻撃を受けたあとの治癒力を観察していくことで犬の治癒力の高さを知ることができました。
同時に手を出し過ぎることで起きる犬への負担についても学びました。
しかしオポは山に移転して山という自然あふれる環境の中で毎日を過ごすことでその能力を高めていったのです。
都会に住む犬はたまに山に来たとしてもオポのように山犬に体を変えるわけでもなく日々の環境によるストレスも多いのです。
だから今では予防としてできることはある程度するが過剰にはすすめない、そして犬の自然治癒力がどういうものなのかを飼い主自身が興味関心を持って真剣に学び知っておくことの方が大切だと思っています。
現在では人が直面している正体のわからないウイルスがいます。
検査をした方がいいという人、する必要のないという人
ワクチンをした方がいいという人、しない方がいいという人
意見はそれぞれに分かれていて、自分がどう考えるのかを問われています。
SNSの普及でテレビでいうからすべて正しいという価値観がなくなった分、見極める個人の力が試される時代でもあるのです。
犬の自然治癒力を信じるのか、もし自然治癒力を信じるのなら自分の中にある自然治癒力ってなんだろうとまずは自分の内側を見つめる機会をつくることをおすすめします。
明日はこの続きで、わたしよりもずっと説得力のある先生の書籍からご紹介しますのでお楽しみに!
<日々のこと>お盆に思う出会った犬たちのこと
今年はお盆のお墓参りも自粛されているようで七山でも県外ナンバーの車を見る機会がありません。
一方で移動している車は大変多く、お盆に実家には帰らないけど遊びに出かける人々は多いようです。
こんな滑稽な風景を見るようになるとは、仏様たちはわたしたちのことをどんな風に見ているのかなと思います。
お盆に亡くなった犬たちが本当に戻ってくるかどうかよりも、大切なのは自分の心の中で死者と語り合う時間が持てるかどうかだと思います。
都会の中ではなかなかできない習慣が自然の空気漂う七山では得られることを感謝しています。
お盆までには間に合わなかった山の手入れをしながら、いっしょに歩いた犬たちのことをなつかしく思い出す時間が私のお盆です。
そしてなによりも思い出すのはもちろん自分と暮らした犬のオポのこと。
たくさんのいっしょに過ごした時間があってまだ覚えていることがあります。
時間がたつと思い出すことが少なくなっていって思い出も空気となる時間がくるのでしょう。
生徒さんにいただいたお盆のお飾りを写真の前に飾りました。
そのオポの本当のお墓の上のしだれ梅の枝を預かり中の犬ちゃんがひっぱって遊んでいます。
オポだったらどうやってこの犬ちゃんと向き合ってくれただろうか。
自分には到底できないことだけど空想することで何かのヒントを探している自分がいます。
それだけたくさんのことを私に残してくれたオポ、自分の本当の犬の先生でした。
グッドボーイハートは一子相伝。
オポから私へと、そして次に続くのは誰なのか楽しみです。
<お預かりクラス>人の作業をお手伝いしようとする本当の服従性をみせる犬ちゃん
福岡から唐津市七山まで車で約一時間。
標高は500メートルもない七山ですが地形が「風の谷」なので気温は唐津市より3度は低いです。
コンクリートの丘の福岡市と比較すると5度くらいは低いでしょう。
朝露、夜露で地面が濡れていることから夜は気温が下がっていることがわかります。
この季節のお預かりクラス利用の犬たちの目的は、暑い都会からの避暑地代わりといったところでしょうか。
今回もまた急遽お預かりクラスのご希望がありバタバタと七山に移動してきました。
犬が山で過ごす機会は生涯を通して本当にわずかしかありません。
貴重な体験をさせたいと欲が出てしまい、グッドボーイハートの犬たちがお預かりクラスを利用するときにはできるだけ山で預かりたいと調整をはかります。
今回の犬ちゃんはお預かりにとても慣れていて、ほとんどマイホーム的に七山グッドボーイハートで過ごしています。
私でもダンナくんでもどちらのいうこともちゃんと従い、この家のルールも習得しています。
草刈りだ、薪の整理だ、テラスの片づけだ…と作業が続くのですが、私たちのそばでお手伝いをしようと張り切っています。
草刈り機のコードが絡まってしまい、そのコードの絡まりをとく作業をしていたところ犬ちゃんがやってきてコードを噛もうとします。
ほとんど作業を中断させる行為になるのですが、気持ちはよくわかるので「えらいね、ありがとう」といいながら手早く済ませます。
鎌を持って草刈りをしているときには見張り台のような木の上から周囲を見渡しており、やはり作業を手伝うとしてくれます。
こうした犬は当然のことですが人に対する服従性がきちんと身についています。
それは叱ったりほめたりすることで身に付いたものでもないし、犬が善悪を判断しているわけではありません。
犬は人の活動に興味を示しその活動に自分の立場で関わろうとしているだけです。
こうした関係が本当に楽しく素晴らしく犬としてやりがいのあることですが、ペットとしての生活には活動という場面もほとんどありません。
都会では屋外での活動が散歩だけなので、散歩を充実させることがとりあえずの活動なのです。
でも、お休みのときには野外に出て本当の活動をして関係を深めてください。
ドッグランで犬を走らせてそれを見ているだけでは、いっしょに活動したとはいえません。
とりあえず犬との山歩きから始めましょう。
GOTOダメとかいろいろありますが、犬の生涯は短いのですからそこのところをお忘れなく。
<犬のこと>懐かしい風景を見ることができないと動物はおかしくなるらしい
「ふるさと」という歌があります。
若い人でも小学校では習うでしょうからみなさん口ずさむことができるでしょう。
「うさぎおいしかの山…こぶなつりしかの川…」
うさぎを追ったりふなを釣ったりしたことが懐かしい年齢って今の80代以上でもなかなかいないかもしれません。
私たち人間が懐かしいと感じられる風景は決して自分が小さいときに見た風景だけではありません。
山に広がる森林や棚田を一度も見たこともない人でもなんとなく心が落ち着くのはまだどこかにこの風景が自分のDNAの中に入っているからでしょう。
犬の場合にはなつかしい臭いの記憶をたどります。
犬にとってなつかしい臭いとはどのような臭い、なんの臭いだと思いますか?
やっぱり土のかおり、緑のかおり、山の風のにおい、川の音、木々の臭いにおい、
そして山に住む野生動物や昆虫たちの発する臭いではないでしょうか。
小さな人間の部屋で生まれた犬が、一度も土を歩いたことのない犬が、
なつかしいと感じる臭いのする風景に接する機会を大切にしてあげてください。
それはかれらのDNAの中に入っていて、自分が何者であるかを取り戻すことのできる素材なのです。
福岡の都会で家庭訪問のドッグトレーニングをしているのに、七山という自然あふれる場所の学校を手放さずにいるのはこうした理由があります。
自然が好きという単純な理由で、この土地や家を維持するための莫大なエネルギーを投入うすることなどできません。
犬たちの記憶を呼びさますためにできることを最大限にする。
それが日々の都会の犬の生活をぎりぎりで支えていることになると思います。
今年は七山の尾歩山に山椒の実がはじめてなりました。
山の手入れをはじめて12年間。長い道のりでした。
トレッキングクラスの後に対面のクラスを開催しました。他の犬との社会化は一対一からスタートです。
七山のお盆前の風景
大型連休に入ると同時に台風が近づいているようです。
今年の夏は本当に短く過ぎていきます。
七山でもとても冷たい風が通り過ぎトレッキングクラスも涼しく今年は快適です。
あの恐怖の昆虫「アブ」も今年は孵化する時期を逸したようでサイズは大きいが数が少ない。
そのためかトンボが低空飛行で行ったり来たりと目の前を飛び交います。
いつも防衛体制の犬くんはトンボ相手にジャンプジャンプ。
飛ぶ虫の中でも最強のトンボが犬につかまるはずもなく、空回りのシーンもありました。
犬と犬を対面させるクラスを開催
この日のトレッキングクラスは、少人数で犬と犬を対面させて同じ空間を共有する練習のためのクラスです。
相性のよさそうなサイズや年齢と性別の犬同士を繰り返し合わせていくと、回数を重ねるうちに行動に変化がみられることがあります。
この日はボーダーくんとミックスくんの数回目のセッションでした。
ボーダーくんの同居犬のボーダーちゃんも参加
そして見学をかねて社会をしるためにジャックラッセルくんも初参加しました。
他の犬の対する間違った社会化トレーニングとは
他の犬に対する社会化はたくさんの犬の中に交わることというのとは少し違います。
モノや音に順化させる社会化トレーニングと、他人や犬とのコミュニケーションや関係を深める社会化トレーニングは別に考えるようにします。
犬に対するコミュニケーションは、まずは犬と場所を共有して安心を獲得するところからです。
場所の共有には対立の関係性は持ち込めません。
ドッグランなどの囲われた場所に他の犬と同じスペースにいることも場所の共有にはなりますが、お互いに関わらないようにして過ごすことも可能です。
ですからドッグランで他の犬と共に写真を撮ったからといって安定した社会性を持っているとは限りません。
実際、保護施設や多頭飼育崩壊などで多数の犬が囲われたスペースに入れられたとしても犬同士はお互いに攻撃をしたりはしません。
ところがこうした場所に入れられて自分のスペースの確保に自信がなくなった犬は、他の犬に対して攻撃性を示したり他人を怖がったりするようになります。
その攻撃性が出るのは囲いの中ではなく囲いから出た時なのです。
だからドッグランでは犬は大丈夫だけど、散歩中は他の犬が苦手という犬がいるのは犬側に立てば全うなことです。
他の犬に対してコミュニケーションを深めることのできる犬
他の犬に対して対立をさける程度のことまではひどくトラウマを抱えていない犬であれば達成は可能です。
ですが、他の犬とかかわることを喜びとするような社会化の喜びを体験させたければもう少し頑張らねばなりません。
犬同士の社会化の喜びとは「群れる」とこなのです。
私たち人間となんら変わることはありません。
私たちも少人数であれある程度の人数であれ「群れる」ことを好みます。
だから密を避けるように行動することがストレスになるわけです。
小さな居酒屋でも、野球ゲーム観戦でも、共通の趣味や会話、価値観を持って群れることで楽しむ人と同じように、犬も群れることを楽しむのです。
ただ犬の場合には活動を通した群れなのでそこにはある程度の規律が必要です。
集合体になって敵に向かっていけるのか、そのときの△型の→は誰を基準に作られるのか、といったことです。
人と犬は社会構造が似ていることから共感が生まれるようになった動物だと思います。
その部分が開花していけば犬は犬と群れる喜びを勝ち取るでしょう。
犬との学び、とても深いものがあります。
まだまだ面白く犬たちの成長が楽しみです。
<犬のこと>犬用マスク販売?動物への無知は動物を苦しめることもある
ニュースで新型コロナウイルスに感染した犬が出た騒いでいます。
そもそも感染者数という言葉の定義そのものも全く医学的には無意味なものです。
犬も同じように症状の出ていない動物の感染を掘り起こしても意味がないのです。
その意味のない流れの中で「犬に対する無知な飼い主」を食い物にする商売が始まっているらしいです。
なんとコロナウイルス感染を防止するために犬用マスクが販売されているというニュースが配信されています。
同時に犬用マスクの危険性を訴える動物病院のツイートも配信されているようです。
犬用マスクの着用など意味のないばかりでなく犬に不快感と病気にさせるようなことは絶対にしないようにしてください。
このような行為は犬にとって無意味かつ不利益なものです。
1 犬用マスクの着用
2 犬用靴の着用
3 犬用ソックスの着用
4 犬にうがい薬を飲ませる
5 犬の脚や脚裏、体を消毒液でふき取る
6 犬を散歩に連れ出さない
7 犬にPCR検査を受けさせる
こうした行為は犬を苦しめるだけで犬を安全に守る策にはなりません。
犬は一定の常在菌に守られて生活をしています。
常在菌が犬の体からなくなれば別の悪い菌が犬の中に入ってきます。
犬の世界にも人のように手に負えない感染症が発症する可能性がでてしまいます。
犬がそのような状態になってもしその新しいウイルスや細菌が人にとって危機的だと判断されれば…。
間違いなく犬は完全管理のガラス戸の中で生涯を送ることを強いられるか、飼い主から強制没収されるでしょう。
私たちの現在の必要以上の殺菌も実は犬の世界を脅かしはじめています。
動物の免疫力はわたしたちよりはるかに高いのです。
ところが犬の免疫力は家庭で飼育されるようになり薬の多様によりすごいスピードで落ちています。
人が無知になることで犬たちにかける負担をこれ以上強いることのないようにするためにできることは。
私たちはもっと深く考えましょう。
テレビニュースやSMSのニュースを鵜呑みにせずに、本当にそうなのか議論を戦わせましょう。
犬にとって何が本当に素晴らしいことなのかひとりひとりが考えましょう。
犬の本当の幸せが飼い主の本当の幸せだと信じています。
<犬のこと>なぜ柴犬や日本の雑種犬は一撃でヘビを抹殺できるのか?
七山はもう秋の気配
今日は立秋。
暦の上では秋ですが…と福岡ではなるところですが七山では秋の風景になってきました。
朝からトンボ偵察隊が飛び交い、栗の実がなり山椒も青い実をつけました。
秋は冬ごもりの準備のため食べたり食べられたりと生物たちは大忙しです。
ヘビと戦う柴犬
特に山の神様であるのに人には嫌われるヘビも時々顔を出します。
ヘビを嫌っているのは犬も同じようですが、特に柴犬や日本雑種犬のヘビに対する反応は格別他の犬とは違います。
先日も生徒さんからすごい動画が送られてきました。
散歩中にヘビと格闘する柴犬ちゃんの様子を収めたものです。
今までに何度も見たことのある光景ですがなかなか撮影はできないので動画をいただきました。
許可をいただきましたのでこちらに公開します。
※インスタグラムにもアップしました。
(へびが苦手な方は動画をとばしてください!)
わりと小さなサイズのヘビなのでお相手はマムシかな?と思います。
この動画を冷静に見ることのできる方だったらどんな感想を持つでしょうか。
ヘビに対する犬の集中力の高さ
動きの速いヘビに対する犬の俊敏性の高さ
そしてこの後どうなるかを予測することもできます。
この後どうなるかというと、黒柴ちゃんはヘビの急所に一撃を加えました。
ヘビの急所は首のすぐ後ろ、私たちや犬たちの急所と同じです。
黒柴ちゃんはその部位を一撃してヘビを退治したのです。
なぜ柴犬や日本雑種犬はヘビを一撃で倒すのか?
このヘビの急所に牙をあてて一撃でヘビを殺す犬の姿を何度もみました。
それはすべて柴犬か日本の雑種犬でした。
洋犬たちの反応は様々でしたがオポ(ラブラドルリトリバー)の場合は対戦をさけるというのが基本の対応でした。
動画を見ているとわかるように、ヘビは威嚇はしているけれど相手が引いている隙に逃走を図ろうとしています。
しかし柴犬の方は逃走するチャンスを見て一撃で倒す気配が満載です。
ヘビの方はそれを感じとってなかなか逃げる機会を得られません。
柴犬はヘビを倒して食べる気はありません。
遊びとしてやっているととらえられないこともありませんが、自分のダメージを考えると遊びの域を超えています。
犬の視点からみると「やるかやられるか」に至っています。
柴犬や日本雑種犬の遺伝子に流れる歴史
ヘビを一撃で倒す犬はその行動を生まれた後に学習して身に着けたのではないことは明らかです。
誰かがヘビを殺しているのを見て模倣して学習したわけでもありません。
この行動は明らかに生まれ持った時から遺伝子に組み込まれていたかもしくは血に流れている情報です。
ではなぜ古くから日本にいる犬にヘビを殺傷する能力があったのか。
それは日本では犬のお里は里山です。
オタマジャクシが川でカエルになって山に登ってくるのを餌にして食べているヘビが日本の里山にはあちこちにいるのです。
山に暮らす犬にとってはヘビは日常的に会う可能性のある危険な生物です。
成犬は捕食されなくても子犬は捕食の対象になるでしょう。
日本の犬、特に柴犬がヘビをどうしても殺傷しなければならない理由がもうひとつあります。
それは長らく係留されたり狭い檻の中に入れられて飼われていた時代があるからです。
日本犬の独特の尾は繰り返し回ったことで出来上がった尾です。
くるくる回るのは闘争的な行動です。
短い係留や狭い檻の中で、しかも整備されていない環境の中に置かれると、自分が外敵に狙われてしまいます。
無防備に昆虫やヘビといった生物が近づいてくるわけですから、闘争モードの高まった状態では即刻相手を殺傷します。
日本の犬たちはこうして自分の身を守ってきたのでしょう。
そのため多少執着が高くなり、ヘビを見つけるとなんとしてでも殺さなければならないモードに入ることがあります。
これはあまり幸せな歴史とは言えませんが、私たち日本人がそのように犬を飼った時代もあるということで反省点も含め認めざるを得ません。
今は安全な場所に生活している日本犬たちですが、この瞬発力は適切な形になって維持してほしいと思います。
犬はペットではなく犬なのだと感じさせる動画でしたので公開しました。
続きの一撃シーンの動画はグッドボーイハートのチャンネルに公開していますのでご覧になりたい方はどうぞ見てください。
動画はこちら
<日々のこと>オポの夢を見たこと
オポというのは私がいっしょに暮らしていた黒い犬の名前です。
グッドボーイハートの黒ラブのマークはオポのシルエットを見ながら自分で作りました。
オポのことを知っている方もいるし知らない方もいます。
どちらにしてもオポは私が犬のことを学ぶにあたって一番深く影響を与えてくれた存在です。
同時に人生の中での学びも与えてくれました。
そのオポの夢を久しぶりに見ました。
たまに見るのですが今回の夢はいつもの夢とは明らかに違いました。
夢の内容はとてもシンプルなものでした。
私が福岡の自宅のキッチンにたっていて、オポが廊下からキッチンに出るところにある冷蔵庫の角からひょっこりと姿を現したのです。
ゆっくりと歩いてきたオポを見て「あ、オポ。帰って来たんだね。」
といいました。
そしてそばにいたダンナくんに、オポが庭に出るからドアを開けて欲しいと伝えてダンナくんも分かったという風に立ち上がってドアのところへ。
そのあたりで目が覚めたかなと思います。
今の日常生活の中にオポが普通に登場したのは初めての夢でした。
何かのお知らせなのか、予告なのか、メッセージなのかよくわかりません。
そして今日変わったことといえば、冷蔵庫が一時的に機能しなくなりまた復活したことくらいです。
オポの電磁波に影響を受けたとは思えませんが、不思議な出来事でした。
亡くなった犬たちはどこへ行ったのだろうと考えることがあるのですが、つまりはいつも自分たちと共にあるのだと思います。
ダンナくんに話したらとても喜んでいました。
これから本当にいっしょに歩いていけそうです。
プライベートトレッキングクラスに参加したななちゃん飼い主さんからの手紙
昨日のブログをアップした瞬間、トレッキングクラスに参加してくださった生徒さんから連絡をいただきました。
ブログを読んで下さっての感想かと思ったのですが、それにしてもあまりにも早いレスポンス。
話を伺うとトレッキングクラスの後に驚くような変化があり共有してくて連絡しました!とのことで、まだブログは読んでいませんとのこと。
何か強い思いが共鳴したのでしょう。
うれしいお知らせを生徒さんが書いて下さった文章でお伝えします。
ココから・・・
約一年間の訪問トレーニングを受けて
その後も宮武先生から誘ってもらい七山に遊びに行ったり
相談に乗ってもらったりでとても頼りにしています。
今回はトレッキングへの参加!
毎回どんな事を学ぶのか、
七山に着いて、着く前から鼻を鳴らす我が家の犬。
ワクワクの子ども達!
今日は絶対飼い主より前に歩かせない練習でした。
お散歩の引きは無くなり、
実は私よりも半歩から一歩前を歩いている我が家のななは正解なの
正にトレーニングの内容が「前を歩かせない」やっぱりそうか…
リードは付けているが手には持たづに私の後ろを歩かせると言う、
が、
まだまだ完璧にはほど遠いのですが、
そして「絶対に私よりも前に歩かせないぞ!」
今日は絶対に私の太ももから前に腕を出さないぞと決め歩きました
私が思っているよりもななの方がすんなり受け入れている。
やればできるじゃん!と言うより、
こんなにもエネルギーの持ち方で犬の行動は変わるものなんだと。
とても感動したので、共有したく感想文書いてしまいました!
迷いが出た時にはすぐに大先生へ相談します。
宮武大先生との出会いに感謝と七山という環境を整えてくれている
また学ぶことがいっぱいで次にお会いできる時まで、みんなで散歩を
ココまで・・・
ななちゃんの飼い主さん!うれしいお言葉ありがとうございます。
文章には「エネルギーの持ち方で犬が変わる」と表現されています。
これは犬に対する意志や意識といった強い思いがエネルギーの変化に現れるということです。
犬はとても賢い動物です。
飼い主の変化を受け取ってくれるからこそ犬とのコミュニケーションを楽しめます。
大先生と言われるほどの域には達していないのですが、生徒さんからの励ましの言葉として謙虚に受け取ります。
率直に受け取れば「がんばれよ!」ということですね。
学ぶことは楽しいこと。
犬との暮らしはいろんな学びをもらえます。
非言語コミュニケーションは奥行が深いもの、ぜひこれからも楽しんでください。
関連ブログ記事→<クラス>プライベートトレッキングクラスで学ぶ大切なこととは