雨天で延期になっていたグループトレッキングクラスを開催しました。
晴天に恵まれ心地よい風も吹き、8月としては十分なコンデイションとなりました。
この日は、5歳や7歳といった成熟した大人の犬が数頭いたことと、犬のサイズが少し大きめだったこともあって、いつも以上に落ち着いたトレッキングができました。
写真は振り返って撮影したものでぶれていてすみません。
今日はGOPRO撮影テストも行いました。
チェストバンドを装着して撮影したのですが、思ったより重たさがあって苦戦しました。
画像が上手くとれていたら動画アップいたします。
参加頭数もちょうど良いくらいで全体を確認しながら歩くことができました。
馴れている犬が多く、みなさんとてもゆったりと余裕を持って歩いていました。
犬と飼い主さんが息をあわせて歩くこと。
全体が集合としてまとまっていること。
犬の行動はシグナルですから、落ち着きのある行動は犬が落ち着いて過ごせているということです。
このような集団での協調性のある行動は日常的になかなか実現することはできないので、グループトレッキングクラスは貴重な時間です。
今日はふたつの「あまりないこと」がありました。
ひとつめは視界に入る距離にイノシシを目撃したことです。
グループトレッキングクラスでは集団の気配で事前に逃げていることが多く遭遇の機会はほとんどありません。
すぐに人の気配に気づき走り出しました。
山で保護された犬たちがキュンキュンと鼻慣らしをして興奮を始めました。
イノシシが逃げるタイミングが遅れるほど、集団が静かに歩いていたということです。
ふたつめはこれです。
「なんでこんなところにゴルフボールが?」とびっくりしました。
ずっと山歩きをしていますが、あまり見かけたことのないキノコでした。
豪雨で環境が急に変化したために出現したようですが、シロオニタケという名前でした。
今日はこのキノコが主役だったように思えます。
オポ広場に戻っていつも通り、いくつかの対面のクラスを開催しました。
成長期の犬、久しぶりの対面で興奮する犬など様々でした。
犬と犬のコミュニケーションを学ぶことが、犬のコミュニケーションを学ぶ最大の機会です。
だからこその犬語セミナーですね。
プライベートオンラインクラスでも犬語セミナーは開催いたしますので、またご案内します。
Author Archives: miyatake
グループトレッキングを開催しました。
犬が楽しめる環境整備!マンション住まいならベランダを活用しよう。
前回のブログ記事では犬の脳の発達にはお庭の活用が欠かせないことをお話しました。
ブログ記事→犬の脳を発達させるために「庭」の活用は必須です。
住居に「庭」のない場合には、知人や友達のお庭の活用も推奨しています。
でも、日々の生活のためにもっとできることがあります。
庭のないマンションでは、外の空気をすける場所=ベランダの活用をおすすめします。
ベランダの活用についてはマンションの規約で制限があるため、事情は様々かと思います。
でも中にはここすごいな!と関心するベランダもあります。
都市空間にあるファミリータイプのマンションでは、子供たちのために広めのベランダが整備されていることがあります。
ある生徒さんの例をご紹介します。
こちらのご家庭では、ちょうど育ちざかりの子供さんたちがいて子犬を迎えられました。
子犬が来る前からクラスについてのご相談があったので、犬を迎えられることに対して真剣に取り組まれているのだと思いました。
そして伺ったご自宅で見たベランダが、すごく素敵なベランダだったのです。
広いベランダは今までなんども見てきました。
でも、こちらのベランダにはソファがおいてあったのです。
ソファだけでなく、小さなテーブルや、子供たちの玩具道具もたくさん置いてありました。
お話を伺うと、子供たちがソファで朝食を食べたり、ベランダで遊んだりできるようにされているとのことでした。
ベランダの床部分も、木材を組み合わせたフローリングのようになっています。
伺うとこれも最初はなかったのだが、オプションで付けても良いということがわかったのでこのような仕様にされたそうです。
もちろん、子犬ちゃんもベランダに出せるようにと、小さな隙間をどう埋めようかとたくさんのツールがそろえてありました。
2回目のレッスンに伺ったときには、デザイン性の高いベランダの隙間から子犬ちゃんやおもちゃなどが下に落ちないようにするためにしっかりとガードが設置されていました。
水が流れるようになっている排水溝にも入れないようにこちらもガードされています。
環境を整備する際に、いろいろと大変だからできないと言われることもよくあります。
隙間があって危ないから犬をベランダには出したくないと言われることがありますが、整備しようと思う方は積極的にされます。
また、ベランダに出すと犬が汚れるからいやだ、と言われることもありますが、それはベランダが汚れているからではないでしょうか。
要するに、自分がやりたいかやりたくないか、が行動を起こせるかどうかの違いです。
ベランダを最大限に活用して、自宅にいる時間も子供たちが楽しく過ごせるようにと考えられるからこそ、子犬がベランダで遊べたら楽しいだろうなという発想にもなります。
そしてそのイメージをどうやったら実現できるのかを考え、そして工夫をする。
言えば簡単なことのように思えますが、こうしたことを楽しいと思えるようにならないとできないことばかりです。
これは犬を育てて飼うことの全てに通じることです。
犬を飼うことなど、そんなに簡単なことではありません。
毎日の食事、散歩、お世話、と続き、病気になったら病院へ連れていき看病もする。
動物だからわからないことがたくさんあったり、犬はストレスを感じると人が困るよう名行動もたくさんします。
犬を理解して共に楽しく過ごすためにできることがあれば、それを楽しみながらトライできる飼い主であれば、犬を飼うことは苦痛ではありません。
素敵なベランダで子供たちと遊ぶ犬ちゃんのこれからの成長が楽しみですね。
ベランダの活用について悩んでいるなら、ぜひ犬のために積極的に取り組んでみましょう。
犬の脳を発達させるために「庭」の活用は必須です。
先日のオンラインクラスの際にご質問を受けたのは「犬の脳の発達について」でした。
「犬の脳の発達」というと仰々しく聞こえるかもしれませんが、動物が幸せに生きていく上で脳の発達について考えるのは当然のことです。
犬の心身の機能は脳の機能にゆだねられているのは人と同じことです。
「犬の脳」などというと「犬にも脳みそがあるのですか?」と冗談抜きで言われたこともあります。(本当に冗談抜きで!)
つまりは、単純に「犬を飼う」ことだけの簡単なことなのに、なんでそんなに面倒なことを考えなければいけないのかという疑問なのだと思います。
しかし、犬の行動があまりにも不安定で、不健康なものになっていくこの時代に、あえて「犬の脳の発達」というそろそろ考えなければいけないことを飼い主さんに考えていただいても良い時期ではないかなと思っています。
そうはいっても、飼い主として「犬の脳の発達」のためににやらなければいけないことはそれほど難しいことではありません。
犬の脳を発達させるために一番身近にあって活用するべきなのは「家の庭」です。
庭とは自然を家の空間にきりとって持ち込んだものです。
日本でなく海外の都市空間の家には必ず「庭」があります。
国は違えども人は自然空間と切り離されて生きていくことはできません。
それを身をもって知っているからこそ、家の敷地の中に「小さな自然=庭」は必ずありました。
その小さな自然として切り取られた「庭」で犬を活動させることが、犬の脳の発達のためにすぐにできることであり、また最も効果的な方法です。
博多の小さな庭にできるだけ柔らかい土が戻ってくるように雑草を育てているのも、少しでも犬たちが「庭」で過ごす時間ができるようにと考えたからです。
もちろん、私自身も都会で息がつまりそうになることを回避する空間にしたいという思いもありました。
以前からブログ記事に書いていることですが、マンションで庭がない方も、ご近所や友人、知人、親戚、実家などなど、あらゆる手を使って自分の犬が庭とつながりを持っていられるように努力すべきです。
犬ができるだけ幼少期から始めた方がよいことをお伝えしておきます。
プライベート・トレッキングクラスを七山で開催しました。
不安定なお天気の合間に、プライベートトレッキングクラスを開催しました。
いつもグループトレッキングクラスに参加してくれているゴールデンリトリバーの犬くんです。
グループクラスとプライベートクラスでは、トレッキングの内容もお話することもまた全く違います。
山歩きをしながら犬ちゃんの状態を聞いたり、環境の変化やそれに伴うご相談などプライベートならでは個別相談に応じられるのがプライベートクラスです。
また、プライベートでのトレッキングクラスでは、グループクラスとは違う目的をもって歩いています。
自制とバランス。
そもそものトレッキングクラスで身に着けたい犬の行動に焦点を当てながら歩いていきます。
今回、クラスを受講してくれた生徒さんと犬くんは、家庭での訪問レッスンを終えられて普段の生活では落ち着いて犬との暮らしを楽しまれています。
そんな楽しい犬との生活をつづけながらも、もっと深い人と犬の関わりについて、さらに一歩ずつ進んでいかれたい方が、継続してクラスを受講されています。
こうしたクラスは私にとっても味わい深いものです。
生徒さんと犬との関係が深まると同時に、時間と場所をたくさん使えば、自然と私と犬の関係にも変化が起きているからです。
犬の一生は長いものでやはり本当に短いです。
わたしたちの時間のながれからするとあっという間に彼ら犬の時間が過ぎてしまいます。
その上、毎日飼い主さんの仕事中は留守番をしている犬たちも多く、人と犬が過ごす時間の質を上げることはとても大切なことなのです。
プライベートトレッキングクラス、この日はとても涼しく心地よい風が吹きました。
スカイプでのオンラインクラスを開催しました。
今日は、スカイプを利用したオンラインでのプライベートクラスを開催しました。
ご利用者は定期的にオンラインクラスを受講されています。
ドッグトレーナーとしてプロフェッショナルにご活躍の方なので、質問内容もかなり濃く深い内容です。
私なりの考えを述べさせていただくだけですが、私の方も現場の声やプロの方の意見を聞く機会となるので、とても勉強になっています。
こちらがお金をいただきながら勉強させていただくのはどのクラスも同じすが、お相手がプロとなるとまた学ぶことも少し違います。
コロナ禍でペットの販売数が一気に増えたこと、今まで犬を飼うつもりのなかった方が犬を飼うようになったこと、多頭飼育が増えたこと、犬の価格が驚くほど高騰していることなどこの一年で、犬業界にはたくさんの異変が起きています。
ということは、家庭に迎えらえた子犬たちにも何らかの異変が起きているということです。
今までにはあまりなかったような犬の行動のご相談が出てきていることも事実です。
しかし、それらの犬の行動を引き起こすものには、必ず「起源」があります。
犬を繁殖するもの、販売するもの、購入するもの、の三者に知識がありその知識を犬のために使う意志があれば、これらの犬に起きる問題は事前に防げたのにと思うと残念でなりません。
私たちドッグインストラクターはすでに犬に起きてしまった行動問題に対して提案することしかできず、起きるまえに提案することができないことにいら立ちを覚えることもあります。
今日お話ししていて思ったのは、せめて犬を飼うのなら絶対に必要な費用として「犬のしつけ方教室用料金」を見積もっておいてほしいということです。
安易に無料相談やYouTubeで配信させる簡単な対処法を行うと、問題はますます複雑化していきます。
さて、オンラインクラスをご利用される一般の方は、ほとんどが遠方のにお住まいの方で私が訪問できない、もしくは通学できない地域の方です。
国内はもとより海外に在住の日本人の方の受講もありました。
一番多いのは「子犬のトレーニング」のご相談です。
最初につくる子犬に適した環境整備についてのアドバイスは、オンラインの中でも比較的説明しやすい内容なので、オンラインクラスでも受講が可能です。
逆に成犬の噛みつき行動などのご相談となると、実際に犬と接して判断する必要が高まるためオンラインクラスには向きません。
犬ことをもっと知りたい、犬ともっと深い関係を築きたいという方には、オンラインクラスをご利用いただけるような準備を今がんばっているところです。
私もひとつずつステップアップ、どうぞ気長にお付き合いください。
うちの犬って太ってる?と思うなら犬の頭をよくみよう。
うちの犬って太ってますか?それとも痩せてますか?
とよく尋ねられることがあります。太っているとか痩せているとか、犬は全く気にしないことを気にする人間も不思議なのですが理由はこうでしょう。
とにかくほとんどの犬は食べ物を与えたら与えただけ食べてしまいます。
犬がごはんを食べる速度もすごく早いし、食べたあとも何か物足りなさそうにしています。
それを見ると「ごはん、足りてるのかな?」と心配になることでしょう。
犬がいらないと思うほど与えたら肥満になることは間違いありません。
だから人間が食事の制限をするのですが、この量でいいのかな?痩せてないかな、それとも太ってないかな?となるのでしょう。
犬の体形を正しくみるなら頭部に注目すること
犬の体形判断するのなら、一番見なければいけないサイズはウエストではありません。犬の頭部の大きさをまず見るようにしましょう。
動物の体の中で一番重たいものは「頭部」です。
その頭部を支えるために体がバランスをとっています。
同じ原理は人にも当てはまります。
私はかなり頭のサイズが大きいです。
小学校一年生のころに登場した「シャンプーハット」をお風呂でかぶろうとして頭が大きすぎて破壊した経験を持ちます。
その頭を支えるための体はがっちりとしていなければいけません。
小顔の方がうらやましいのですが、小顔の方は細身の体形をされています。
犬も同じように、頭のサイズが小さいなら体は細身でバランスがとれる。
頭のサイズの大きいものは胸回りの骨格も大きくなります。
これで体のバランスをとっています。
むかしなら「犬のごはんの量は頭のサイズ」と言われたこともありますが、これもまた全く意味のないことではなさそうです。
しかし今は人も犬も過食による肥満の時代です。
太っている方がかわいいという気持ちになりがちですが、肥満は病気ですから気を付けたいものです。
いつの間にか犬の罠(=トラップ)にはまっていませんか?
最近、七山の家のテラスに設置した暗視カメラに、夜中にイノシシが庭をうろつく姿を確認しました。
今年こそは境界線を越してくるイノシシに対して、罠をしかけようと息巻くうちの罠師が、構想だけは組み立てが進んでいるようです。
野生動物との戦の中で必須の「罠(わな)」という戦略ですが、実は犬もよく罠を使います。
犬が他の動物をとらえるときにも罠を使うことがありますが、この罠は犬と人の間でも使われることがあります。
犬が飼い主に対して罠を仕掛けるとき
罠(トラップ)とは、罠を仕掛けられる方が何等かの形で相手の思惑にはまる、ということです。野生動物の場合には、罠を仕掛ける方が「捕獲」を目的としているので罠にかかったということは「捕獲」に成功したということです。
罠はもっと別の目的でも使われます。
犬が飼い主に対して罠を使う一番多い例はおもちゃ遊びで見られます。
犬が飼い主の前におもちゃを持ってきます。
「あそびたいのね。」と飼い主はそのおもちゃを投げてあげます。
犬は素直にそのおもちゃを飼い主のもとに持ってきます。
そしておもちゃを飼い主の目の前に置きます。
飼い主はそのおもちゃを手で拾おうとします。
そのときに犬は飼い主の手に歯を当てます。
これは犬の罠にはまった飼い主の例です。
こうしたことがあると「偶然、歯が当たった」とか「たまたま」と言われることがありますが、この行動は一度でなくなんども繰り返されるはずです。
似たようなケースでは、飼い主の目の前におもちゃを置いたあと、飼い主がそれを拾おうとするときに、犬はさきにおもちゃを口にします。
ひとつのものをお互いの間において、相手がそれを獲ろうとするときに自分が先に取る。
犬が自分の優位性を示す行動としてはとてもわかりやすいのですが、飼い主が犬の思惑にはまってしまうために、結果として犬の罠にかかったということです。
なぜ犬は罠を使うのか?
犬はそもそも動物を捕獲して食べる捕食性という行動を身に着けています。それが犬の生得的行動であり、つまりは犬の習性です。
家庭犬になれば、動物を殺して食べるという習性を発揮する機会はありませんが、バッタや蝉などの昆虫を食べる犬たちはまだたくさんいます。
犬がそこまで考えるわけないという見方もあるかもしれません。
しかし、生きるために哺乳動物を捕獲しなければいけない捕食性動物にとって、相手の行動を先読みして行動する能力があることは当然のことです。
そもそも犬が捕食する動物であることすら忘れてしまってはいないでしょうか。
実は、こうした先読み行動は日常的にたくさん行われています。
飼い主は、犬との暮らしで案外たくさんの犬のトラップにはまり続けている可能性もあります。
日々の暮らしの中で自分の能力を高めていく、それが動物なのです。
犬もまた「罠」という戦略を使うことで自分を高めているとしたら喜ばしいことではあります。
でも罠にはめられているが飼い主となると笑いこととはいえません。
ここは気を引き締めて挽回してください。
<クラスのお知らせ>グループトレッキングクラス日程変更のお知らせ
グループトレッキングクラス日程の変更についてのお知らせです。
8月22日㈰に予定していたグループトレッキングクラスは
雨天のため以下の日程に変更いたします。
8月29日㈰ 9時30分~
お手数ですが、変更に伴うクラスへのご参加もしくはご欠席の連絡をお願いします。
天気予報の変更はあるかもしれませんが、山が少し水を含んでいると思いますので安全のために変更させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・
九州では大雨による災害が続いています。
被災された方の一日も早い復興をお祈りしています。
七山の方をご心配いただいてご連絡などいただいておりましたが、グッドボーイハート七山周辺には災害はありませんでした。
ただテラス周辺の少し気になっていたところの土砂が落ちてしまい、テラスの奥の一部は使えない状態になりました。
自分たちでゆっくりと復興させていきたいと思います。
これもまた自然に近い場所に住むものの役割です。
油断は禁物。
いつも自然との境界線を戦う。
まるで犬との関わりのようです。
自然が落ち着いてくれますように。
29日は晴れることを願っています。
夏の必須アイテム:犬と過ごすベランダ・テラスで蚊に負けないためのパチパチくん
蚊と戦うための必須アイテム
今年活躍したアイテムは、蚊と戦う道具です。犬が庭やベランダやテラスなど、家の周囲の屋外で過ごすときに一番苦になるのは「蚊」です。
広場や山ではうまくかわすことができる蚊も、なぜ家から屋外に通じるドアや戸口周辺では執拗に襲ってきます。
テラスに出るたびに蚊に刺されてしまうとへこんでしまい、犬といっしょにゆったりと過ごすこともできません。
そのために導入された蚊と戦うための道具たち。
蚊取り線香、ワンプッシュ、虫よけガード、網戸スプレー、ハッカスプレー、木酢など、古いものから新しいものまでを使ってきました。
それでも庭に出るときには「また蚊に刺されるのではないか…」という不安があった、その不安を消し去ってくれるアイテムに出会いました。
テニスのラケットのような形をしています。
名称は「パチパチくん」。
パチパチくんとの出会いと体験
初めての出会いは、家庭訪問レッスンに伺ったご家庭のお庭のレッスンのときでした。犬を室内に入れるまえに、このラケットのようものでスルスルとふき取るように犬の周辺をさらわれていたのです。
犬が室内に入るときに犬の体によってきて室内に入る蚊を殺虫するために使っているとこでした。
ガードされた中心部分の網に電気が通っており蚊が網を通過しようとして電気の線に接触するとアウトとなります。
七山ではなく博多の庭の方が襲撃がすごかったので、早速パチパチくんを購入して庭の出入りのときに使用してみました。
目視できる蚊をめがけてラケットを振ると「パチパチ」といいます。
頭の後ろや背中の方にラケットを向けても「パチパチ」。
すごい!
かなりの確率で当たる上に、蚊が命中すると少し焦げた匂いがするので警戒してかしばらく他の蚊も寄ってきません。
さらにすごいのが、蚊ではなくブヨのようなもっと小さな虫にも効果があります。
わけのわからない虫刺されはゼロになりました。
毎日使っていたからか、庭の蚊の数が激減しました。
そして何よりも良かったのは、庭に出ることが億劫にでなくなりました。
パチパチくんは犬に影響があるのか?
はじめて生徒さん宅でパチパチくんを使用しているのを見せていただいたとき、パチパチの音に犬は無反応でした。結構な音がするのですが、他の犬たちも大丈夫なのだろうか。
早速、犬がいるときに近くでパチパチくんを使ってみました。
数頭の犬たちの近くで試しましたが、初回に反応した犬が1頭くらい。
その反応も少し見るというくらいです。
音よりもむしろラケットを振り回していることに対して、何か新しいおもちゃではないかという反応をしていました。
おもちゃではないとわかると、関心を示さなくなりました。
パチパチ音も少し焦げた匂いも犬には刺激にならないようです。
ガードがついているので誤って接触しても大丈夫です。
もちろんオンオフの機能はついています。
最後に、注意点と追加の使い方について。
パチパチくんは充電式になっています。説明書には屋内使用となっています。
おそらく誤って屋外で不適切なもの、水や雨、蜂などに接触すると危険だからかと思います。
庭の出入りでの使用は問題なく利用できましたが、注意してご利用ください。
蚊以外に功を奏したのは「コバエ対策」です。
七山のおちゃっぱなどやごみ箱周辺にうろつくコバエに使ってみました。
パチパチいいます。
見事にコバエもとれていきます。
コバエ取り器をいくつも置いていても効果がなく、ハッカスプレーをかけてもあまり効果がなく、あきらめかけていただけに助かりました。
マンションのベランダには蚊は上がってこないようですが、コバエなどは発生しやすいと思います。
犬たちと快適に屋外で過ごすために、使ってみてください。
犬語セミナーのための最新兵器“”GOPRO”を使って犬の行動を撮影してみました。
以前のブログ記事で「犬の動画撮影を誰かがしてくれたらいいのに…」というつぶやきを書いたことがあります。
犬と犬を対面させるのに、私がリードを持っている上に、私が審判として間に入ったり、自分の立ち位置で犬の行動に影響を及ぼしたりと複雑化してしまい、なかなかうまく撮影できない犬の動画撮影についての不満でした。
この小さなつぶやきに生徒さんが反応して下さりコメントを下さいました。
「アクションカメラって知ってますか?
両手をあけたまま撮影できるカメラです。」
というメールの内容でした。
アクションカメラ?何それ?聞いたことない…。
ご提案メールに添付されていた動画を早速みました。
その動画を見ているときに、音声に反応してダンナくんが近づいてきました。
そして一言「ゴープロ?あるやんうちに…。」
こんなアクションカメラがうちにあるの。
少なくとも私は一度もその“もの”を見た記憶がありません。
その「うちにあったゴープロ」はダンナくんが趣味のバイクに乗るときに撮影用に使用したカメラだということですぐに実物を見ることができました。
ヘッドにはめるタイプだったのですが、チェストの方が良いのではなと思い、首にかけるタイプのお安いホルダーをすぐに注文しました。
防水もできるとのことで多少の雨でも撮影は可能らしいです。
とはいえ昨日は豪雨…。やっとの雨上がりを待って本日ゴープロのテストを行いました。
素人の撮影したゴープロの映像なのでYouTubeに公開するまでもないのですが、あくまでテスト動画です。
お預かりクラスで七山にいっしょに勉強しているきいろちゃんとななちゃんがモデルとなってお手伝いしてくれました。
ガチャガチャと音が入っているのはカメラ位置を修正するためにホルダーを動かしているからです。
動画編集のソフトも持っていないし、パソコンも中古なので時間がかかりましたがやっと一歩前進した感じ。
とりあえず「がんばってます」アピールということでご了承下さい。
しかし七山快晴かつ涼しい一日でした。オポありがとー。
※みっともない音声はオフでお楽しみ下さい。
追伸ですが生徒さんがすすめてくれたアクションカメラは30秒戻って撮影できるという強者でした。
しかし30秒もどると判断する時間があるかどうかなどの技術が伴わないうちは、今ある道具を活用することとします。
次回のトレッキングクラスでも撮影してみます。