グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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犬と犬の対面、落ち着かせの道具とは

プライベートクラスを受講している犬を他の犬と会わせるクラスを開催しました。

犬と犬の対面のためにはいくつかの条件があります。そのひとつが飼い主さん同志の関係です。

体面する犬たちの飼い主さんは、グッドボーイハートに長く通われいてる生徒さん同士なので、クラスの学びの中で犬の行動や習性、理解についても同じようなものを持っていらっしゃいます。またお互いの距離感もしっかりしているため、対面のクラスを安心して行うことができます。

次に、あわせるときに犬が興奮をどのくらい下げられるかということです。どの犬も、特に他の犬と関係性をつくったことのない経験値の低い犬であれば、犬に対し緊張、恐怖、興奮が生じてきます。それを軽減させるためには広いスペースや、犬の排尿の臭いのしないような場所を選ばなければなりません。

さらに、犬の興奮をさげるための道具があります。何だと思いますか?
食べものだと思った方、残念ですが違います。オモチャですか?それも違います。首にショックをいれる首輪?いいえこれも違います。

答えは、リードです。

リードをつけているときに興奮している犬を見かけたことがあるでしょう。リードを引っ張る、飛び上がる、吠える、などですね。リードを外してしまうとこれらの行動がなくなるため、リードは犬を興奮させると思っているかもしれませんが、原因はリードではないのです。リードは犬と人を直接的につなぎます。そのため犬と人の関係性を見事に表現してしてまうのです。犬と人が信頼関係をつくるとリードは魔法の道具になります。

さらにリードには奥義があります。リードをコミュニケーションの道具として使えるようになると、犬に「落ち着く」ことを伝えていくことができます。合図や命令でもなく、オヤツも使いません。リードを急にひくショックを与えることもないし、声は全く使用しません。これはなかなか難しいのです。というのは技術ではないからです。上述した犬と人が信頼関係をつくるという姿勢をもっていれば、リードはこのような使い方になっていきます。

今回の対面の前には、他の犬との経験が未熟な犬の方がリードをつけて歩いているときに、興奮がますます強くなってしまい、対面相手の犬にもストレスを与えてしまいました。そこで、その犬のリードを私が持ってサポートさせていただきました。犬は落ち着きを取り戻し、無事に他の犬との対面を果たしました。飼い主さんに実際のリードを持っているや、落ち着いていく犬の姿をみていただくこともトレーニングのひとつです。ですが、なんどもいいますが、技術を身に付けようとしないでください。リードをつけていないときの犬への接し方、犬との過ごしかた、犬と生活、それらが全てリードをつけているときに現れているのだと思い、少しずつ見直して改善していきましょう。それが犬のトレーニングです。

今回の犬と犬の対面もそれぞれの犬について知る機会となりました。
今週日曜日は犬語セミナーです。もう今からワクワクしています。

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