グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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お散歩トレーニング

ドッグトレーニングクラスで外せないのが「お散歩トレーニング」です。
今日はお散歩トレーニング初回の生徒さんのクラスがあったので
簡単にご紹介します。


今日は初回だったので、普段の散歩の状態をいつもの散歩コースで
見せていただきました。
あらかじめご相談した上で、ビデオ撮影もさせていただきました。

撮影の目的は二つあります。
説明時に飼い主さんに見ていただくために使う。
インストラクターが、細かく行動分析をするために使う。


どの段階のしつけやトレーニングでも同じことですが
大切なのは「今どこにいるか」をはっきりとさせることです。

山歩きでも大切なことですが「今どこにいるか」がわからないと
「自分はどこへ行きたいのか」がわからなくなるからです。

犬の困った行動問題行動が「手に負えない」と感じられるときは
混乱して、今どういう状態なのかがわからなくなっていることがあります。
つまり「今どこにいるのか」がわからなくなっています。

そのため、まずは現在の散歩の状態をしっかりと把握してご説明します。
その上で、どのようなトレーニングの可能性があるのかについて提案していきます。


特に最近では、散歩中のひっぱりを軽減させるような「道具」が簡単に手に入ります。
また、ひっぱりを防止するためのテクニックなども雑誌やネットで紹介されています。
飼い主さんが独自でいろいろと試しているということも多いです。

ひっぱり防止の道具で多少ひっぱりがなくなっていたとしても
それが犬にどのような状態を与えているのかも説明していきます。

小さなシグナルですがビデオ撮影するといろいろと見つけることができます。
観察力のある飼い主さんはその「シグナル」=「犬のサイン」に気づいていることもあります。
たとえば「目をパチパチさせる」とかですね。


今日の生徒さんもたくさんのシグナルに気づかれていました。
ただ、そのシグナルの意味がはっきりとしなかったということだったようです。

犬のシグナルはコミュニケーションの道具ですが、読み取り方は難しいこともあります。
読み解けるようになってくると、どんどん理解が進みます。
人の言語とは違って体系化されたものなので、複雑だけど分かりやすいのです。

トレーニングはテクニックではありません。
グッドボーイハートのドッグトレーニングはコミュニケーションです。
次回のお散歩トレーニングが楽しみです。