今年に入ってから読みたい本が積みあがっていきます。
生徒さんからお声かけいただいた「馬の本」
ぜひ読んでくださいとすすめられた「環境の本」
そして昨日もまたラジオから流れてくる対談の言葉にひかれ興味を持った先生がいます。
山本太郎先生という感染症に関する書籍の著者でもある先生です。
ラジオの中で耳にしたのは次のような言葉でした。
新型コロナウイルスはそもそも戦う相手ではない、
感染症の発生は近日、あまりにも多くなっている、
新型コロナウイルスはスペイン風邪などに比べれば恐れるべき感染症ではないが、SNSの普及がこの感染症の脅威を増大させた、
人類に影響のある感染症のほとんどが野生動物から発生しているが、その野生動物を追いやっているのは人間である。
そんな内容でした。
私もそもそも感じていた動物と人の関係性について、山本先生の視点では野生動物と人のかかわりを感染症からみるということのようです。
自分の中では犬と人とのかかわりと距離感を犬の行動からみるということなのです。
ここでいう「みる」とはただ視覚的に見るといういみではなく、そこから知見していくという意味です。
人間が野生動物との境界線を越えて野生動物を追い込んだことが昨今の感染症発生の多さにつながっていると指摘される山本先生の視点は、犬についても応用されるような気がしています。
犬もまた、人の愛情と親切によって追い立てられて行き場を失っている動物です。
犬は徹底的な管理と消毒によって人に害を及ぼすような感染症を封じ込められています。
ところが、封じ込められない「犬の行動」というものがあり、その爆発する行動が現在では動物としてはかなり異常だと思えるほどひどいものになりつつあります。
新型コロナウイルスを悪いものやっつけるもの、封じ込めるもの、として戦う姿勢が多い中、ウイルスも生物の一部だとして大きな視点で科学的に説明してくれる先生の本をぜひ読んでみたいと思いました。
さっそくアマゾンのほしいものリストにいれました。
今年は読みたい本がたくさんあります。
学びの一年、これからスタートです。