山歩き練習中の生徒さんからの報告
グッドボーイハートの特徴的なトレーニングクラスのひとつはプライベートトレッキングクラスです。
先日プライベートトレッキングに参加してくれた生徒さんから「早速練習しています!」とお写真を送っていただきました。
バランスをとることがなかなか難しいけれど、少しずつ進んでいるということでした。
犬のリードを持ち、犬よりも人が先をいき、そしてリードに圧がかからないようにバランスをとることはかなり練習が必要です。
犬の方が興奮しやすかったりバランス感覚が育っていない場合、また自己主張が強い場合にはリードの張りが多くなり人の方もバランスを崩しやすくなります。
犬が山歩きすること価値は身体的な発達のため
写真の山歩き中の犬ちゃんはまだ生後1才前くらいの年齢です。
年齢的にはある程度の身体能力が発揮されるはずです。
しかし犬種や親犬の育ち方などの遺伝的な要因から、身体能力が低い犬もいるのです。
それでも若いうちから練習をつめば、ある程度の能力が引き出されます。
そのことと脳の発達、精神的な安定へとつながっていることを理解できる方なら早速取りくみたいと思うでしょう。
犬との山歩きは楽しみながら安全にそして素晴らしい成果はその後に
とはいっても、成果を期待するだけでは犬との暮らしは楽しくありません。
子供さんの成長を楽しむのと同じように、やったから効果を期待するのでは子供にはプレッシャーが強すぎます。
一番は犬と安全に山を歩くことが楽しいと自分自身が感じること。
リードに圧がかからないようにすることも、自分が楽になれば犬も楽なのだと思ってください。
犬との山歩きの生み出すものは犬の身体的な発達だけにとどまりません。
人に服従することの価値を知っている犬ならば、山を人と歩くというシチュエーションでの自分の立ち位置をわかるはずです。
犬と人の山歩きはお互いの役割がはっきりとすることで安全安心を獲得できるひとつの方法です。
そのずーっと先に、もしかしたら犬との山暮らしに向かっていただければ本当にうれしく思います。
インスタグラムにもトレッキングの写真を紹介しています。