今日のブログのタイトルを見て驚かれた読者の方に先に説明します。
もちろんわたしは犬の自然治癒力を信じてます。
もう少し正しくいうと、犬の自然治癒力が発揮されるために飼い主としてできることをしたいと思いそれをするために博多駅の近くから唐津市の山の中にドッグスクールを移転させました。
「犬の自然治癒力を信じるのが難しい」とタイトルにいれたのは、現在では圧倒的にこちらに考えをする飼い主が増えていると感じるからです。
山の中で犬といっしょに山歩きやトレッキングクラスと楽しいこともたくさんあるときに、反して山の野生の生物たちに刺されたり咬まれたりする危険も伴います。
虫に刺されるのは犬よりもヒトの自分の方が回数は多く、毎日の草刈りの時間であってもどこか1ケ所はブユ、アブ、蚊などのとび虫にやられてしまいます。
ななやまに移転したときに最初にブユに顔を刺されたときは大変腫れて泣きそうになりました。
痛み、かゆみ、腫れ、どれも苦痛の体の反応ですが、薬が得意でないわたしは自然素材の中から自分にあいそうなものを探し、やっと「びわの葉エキス」が炎症を抑えることを知って今も愛用しています。
一方で犬の方はもブヨなどに腹部をさされたり、ダニを体につけたりといろいろと攻撃を受けていました。
一番自分が見守ることのできた愛犬オポの自然生物との付き合い方や、虫に攻撃を受けたあとの治癒力を観察していくことで犬の治癒力の高さを知ることができました。
同時に手を出し過ぎることで起きる犬への負担についても学びました。
しかしオポは山に移転して山という自然あふれる環境の中で毎日を過ごすことでその能力を高めていったのです。
都会に住む犬はたまに山に来たとしてもオポのように山犬に体を変えるわけでもなく日々の環境によるストレスも多いのです。
だから今では予防としてできることはある程度するが過剰にはすすめない、そして犬の自然治癒力がどういうものなのかを飼い主自身が興味関心を持って真剣に学び知っておくことの方が大切だと思っています。
現在では人が直面している正体のわからないウイルスがいます。
検査をした方がいいという人、する必要のないという人
ワクチンをした方がいいという人、しない方がいいという人
意見はそれぞれに分かれていて、自分がどう考えるのかを問われています。
SNSの普及でテレビでいうからすべて正しいという価値観がなくなった分、見極める個人の力が試される時代でもあるのです。
犬の自然治癒力を信じるのか、もし自然治癒力を信じるのなら自分の中にある自然治癒力ってなんだろうとまずは自分の内側を見つめる機会をつくることをおすすめします。
明日はこの続きで、わたしよりもずっと説得力のある先生の書籍からご紹介しますのでお楽しみに!