クラスメイトのコーナーです。
今回はラブラドル・リトリバーのさくらちゃんです。
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私は4月生まれのせいか桜の咲く春が一番好きな季節。
死ぬときもぜひ桜の樹の下でと思うくらいです。
それだけの理由で7月生まれであってもの彼女の名前は
「さくら」と彼女が来る前からそう決めていました。
ラブラドル・リトリバー=盲導犬のイメージで飼ってしまったのが
そもそもの間違いでした。
さくらが来てから、マニュアルに弱い私は、育犬本、インターネット
人の教えなど、さまざまな情報を駆使してさくらを従順なお利口な犬に
しようとしました。
案の定、素人にも限界。
さくらが何をしたいのか、
してほしいのかさっぱり分からなくなっていました。
私もお手上げ状態でした。
彼女も最悪な家に来てしまったと後悔したことでしょう。
そんな私たちを救ってくれたのは宮武先生でした。
最初のカウンセリングで感じたことは、
私がさくらの行動をよく観察していないこと。
どんな行動をとったのか詳しくいえなかったことです。
多分、見ていなかったし、見ようとしなかったから
彼女の言いたいこともわからなかったのだと思います。
レッスンを続け、課題をこなすことで、
さくらとのコミュニケーションの幅が増え、
だんだんさくらの言い分がわかるようになりました。
そしていっしょに勉強しているみなさんとワンちゃんを見ていると
私達はまだまだ努力が足りないなと思うことも少なくありません。
また、いろんな犬に対する考えかたや、
犬と人間社会との関係についても知る機会があり
私の犬に対する考えはかなり変わったのではないかと思います。
人間に都合のいい犬を育てるのではなく、
犬らしく生きてもらう、人間と一緒に生きてもらうのが
犬にとって幸せな犬生かなと最近考え始めました。
犬らしく生きてもらうという点においては、さくらはまだまだ未熟です。
時折、洗面器や枝をもって走り回る、強烈な匂いをつけてアピール
過度なごあいさつでご迷惑をおかけしますが暖かく見守ってくださると幸いです。
最後にたくさんの出会いを運んで来てくれたさくらへ
ありがとう!
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このコメントはグッドボーイ機関紙(2006年3月発行)に掲載されたものです。
さくらちゃんは桜の花がよく似合う美人さんですね。
今では妹分のリトリバー犬と自然の中で暮らしています。