クラスメイトのコーナーですが
今回は海外のセミナーで数回ご一緒した知人からいただいたメッセージです。
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みなさま。はじめまして。
みなさまと可愛いワンちゃんは幸せにお暮らしですか?
私の生活は動物とは何の関係もありません。
「じゃ何故ここに?」との疑問に対しての答えはまたいつか。
先日あるランニング雑誌に「Q熱(慢性になった患者の65%が死亡)」になったランナーの記事が出てきました。
当然、治るまではランニング禁止。
きびしい闘病生活を救ってくれたのが愛犬ポピーとの散歩だったそうです。
「走れない辛さもポピーの顔を見るだけで和らぎました。」
とありました。
私にもこういう経験があります。
アラスカのある山から下界に戻ってきたとき、
出迎えてくれた友人が連れていた犬に、疲れていた登山者たちが
どれだけ元気をもらったことか。
世界中どこでも人は犬と暮らしているようです。
自宅前の芝生に愛犬と一緒に寝転びながらランナー達に拍手を送るのはホノルルマラソンの典型的な応援風景です。
エベレストのベースキャンプ(6,000m)付近でも
犬を連れている人を見ました。
一方、RSPCA(イギリスの動物保護団体)のセミナーや
動物福祉関係のシンポジウム等に参加すると、安易に動物を飼い
その結果として動物虐待がいかに多く行われているかの実態を知ります。
コンパニオンアニマルから受け取る恩恵は
双方が幸福
であってこそ生まれると信じます。
皆様とご家族の一員であるワンちゃんたちの生活が幸せでありますように。
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このコメントはグッドボーイハート機関紙(2005年1月発行)に掲載されたものです。
コメントをいただいたKさんは7サミットを2クール登頂され
ホノルルマラソンのボランティアも勤められています。
そして、犬の飼い主でもなく専門家でもありません。
犬のセミナーで数回お会いしたときにとても不思議な存在でした。
何か関心を持たれたことに向き合うこうしたKさんの姿勢が
厳しい自然に向き合う姿勢と同じであることを感じることができます。
犬と暮らしいない人も、犬との暮らしを考えています。
自然と生きる方は、動物たちとも生きています。
学びの機会をありがとうございました。