週末は七山でトレッキングクラスを楽しんでいただきました。
福岡から唐津まで直行で寄り道なしで来れるので、窮屈な都会から抜け出して人も犬もリフレッシュしていただけたかなと思います。
そんなグッドボーイハート七山では季節ごとのいろんなお手入れの最中です。
春のこの季節には冬に使わなくなったもののお手入れをします。
今年は絶対に避けて通れない暖炉の煙突掃除についにダンナくんがとりかかることになりました。
唐津でお仕事から七山に戻ると暖炉がすごいことになっていました。
その光景をみて私も思わず息をのみました。
煙突掃除だけかと思っていたら、なんでも解体してしまうダンナくんが薪ストーブを思いっきり解体していたのです。
バイクを解体するダンナくんからすると薪ストーブの構造などはすごく単純とのことでした。
きっかけは煙突のビスが外れなかったので薪ストーブを触っていたら接着の一部が外れていることに気づいて…
そのあとは外れているなら全部外してきれいにして付けなければいけないという方向に頭が切り替わったようです。
そうはいっても薪ストーブを解体するのははじめて、しかも解体したら組み立てなければいけない。
わたしの方はただ見ていることしかできず、今後もどうなるのか予測もつきません。
ここまで解体する必要があったのか、ここまで解体する人がいるのだろうか。
でもダンナくんがこう言ったのです。
「外すかどうかなんども悩んだ。でも後悔はしていない…。」
仕組みも分からない私にはこれからどうなるのか全く予測もできないのですが、ダンナくんの言葉を聞いて安心しました。
後悔していない…だったら全然大丈夫です。
犬のことも仕事のことも、ああすれば良かった、もっと確認すれば良かった、もっと違う言葉もあった、もっと時間をかければ良かったのにと自分には後悔することがたくさんあります。
でもこの仕事についたこと、オポと出会ったこと、七山に引っ越したこと、今訪問でトレーニングクラスを持っていること、そして新しい家族と生活していること、そんなことは何一つ後悔していません。
短い時間での決断や判断は間違えることがたくさんあります。
取り返せない関係性だってある。
でも目の前に亡くならないものがある限り、それに対して対峙することで何かが見えてくるのです。
ダンナくんと彼が見つめる薪ストーブ。
これからどうなっても私も後悔はありません。