グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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<受講生のコトバ・メイちゃん編>きっかけはトイレの失敗から。今では犬の行動を謎解く飼い主のひとりに変身

グッドボーイハートのクラスを受講した生徒さんからクラス受講の感想文をいただきました。

今回はコーギーのメイちゃんの飼い主さんからいただいたものです。

(※現在新型コロナウイルスで大変な中で「みなさんのお役に立てれば」と感想文を書いて下さった、前回のユイちゃん、今回のメイちゃん、次回予定の梅ちゃんの飼い主さんに心よりお礼申し上げます。)

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前のわんこを亡くして3年。

ひょんな事から、またコーギーを飼うことになりました。

令和元年5月1日生まれの女の子、メイです。

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前の子は、家の中で排泄が出来なかったので、
今度こそ、トイレシートで排泄できるようにしようと思いました。

みんなそうしているし、しっかりしつければできるはずだと。

ところが、思うようには行きません。

ブリーダーさんに言われたようにしても、
ネットで、検索して頑張ってみてもなかなかトイレを教えられませんでした。

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そのうち、軽い育児ノイローゼになりました。

そして、犬のしつけを検索しながらネットサーフィンするうちに、
グッドボーイハートのサイトにたどり着きました。

クラス紹介、事例紹介、ブログなど、読み回り、
ここなら私を助けてくれるかもしれないと思いました。

主人に内緒で、宮武先生にメールして、
カウンセリングを受けることにしました。

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「家の中で、トイレさせようとするのですが、上手くいかないんです」

「前の子は、大人しかったのに、この子はヤンチャで」
と、責任はメイにあるという言い方で。

先生は、「家の中でトイレするのは、犬にとって、不自然なことですよ。」

「外でトイレをするようにすればいいんです」

「きっと、できるようになりますよ」と言われました。

この言葉を聞いて「ああ、この地獄から抜け出せる」と、ほっとしました。

とは言え、主人になんと言えばいいのか…。
トレーニングなんかしなくていいと言われたらどうしよう。

と思い悩みましたが、すんなりOKが出ました。

きっと、毎日暗い顔して失敗したトイレの始末をしている私のことを、
主人は心配していたのだと思います。

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1週間も経たずに、初回のトレーニングの日が来ました。

テリトリーのお話から始まり、
メイの生活環境、庭の様子など見ていただきました。

それからは、プリントにしたがって説明を受け、
私が整えなければいけない環境、

メイに対しての接し方など、色々教えていただき、
宿題も出ました。

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クラスでの学びは、テレビなどでよく見られる対症療法的なトレーニングと違いました。

犬のことを理解し、犬の行動を学んで、
少しずつ、犬とのよりよい関係を作っていくということなのですが、
私はただ、先生の言われる通りに課題をこなしていくのが精一杯の毎日でした。

その中で、トイレの記録をとるという課題がありましたが、
今となっては貴重な記録です。

たまに、当時の記録を読み返して、
トイレ問題に悩んでいた日々を思い出します。

そうか、こんなに大変だったんだと。

毎週、与えられた課題が、何を目的にしているか、
課題をこなすと、何を得られるのかということがわからず、
目の前のことを、ただただこなしいくだけでした。

でも、ふと気がつくと、私の目の前には変わってきているメイがいました。

私にはわからない目標も、そこに続く道筋も、
先生にはしっかり見えているのですね。

私は先生に導かれ、目の前の道を、歩いていくだけです。

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トレーニングを始めて、7ヶ月。

メイは、トイレは、庭や散歩でして、家の中ではしなくなりました。

おかげで、胴長短足のメイのために、
歩きやすいように絨毯を敷くこともできるようになりました。

そして、飛びつき、甘噛みも私にはしなくなりました。

今では、
「こんなことなら犬を飼うんじゃなかった」という後悔の日々が、
「メイがいてよかった」という毎日に変わりました。

散歩での引っ張り、
来客や散歩で出会う知り合いへの飛びつき、興奮など、
まだまだ問題は山積みです。

でも宮武先生のご指導のもと、
もっと犬のことを知り、理解して、
メイとの楽しい生活を送りたいと思います。

宮武先生、不出来な生徒ですが、これからもよろしくお願いいたします。

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同じ犬種を飼われる飼い主さんは珍しくありません。

最初に家族となったコーギーちゃんはあまり困ることがなかったのに2頭目の犬には問題があると感じている場合、問題は人側にあるのではなく犬側にあるのだと思い込むこともよくある傾向です。

問題は犬にではなく自分たちの考え方ややり方にあるのだと思えるようになるまでが本当に大変なのですが、メイちゃんの飼い主さんはそのことに気づかれるのがとても早かったのです。

そのことが若いメイちゃんの行動に変化を起こさせるきっかけとなりました。

犬の排泄を室内でさせるのが当たり前の傾向なのか、より犬にあった環境とはどのようなものなのかなど
、犬の立場に立って考えなければいけないことがたくさん出てきます。

メイちゃんの飼い主さんのトイレチェックシートと行動チェックシートは、当初は起きていることや、なぜするのか?という質問がたくさん書いてありました。

そのノートが途中から、こうだからメイがこうなのだという風に自問自答する形に変わっていきました。

メイちゃんの行動を記録することが飼い主さんの考えるきっかけにもなったのですね。

今回の感想文もほとんどリライトせずに掲載せていただきました。

飼い主さんの真面目でまっすぐな姿勢がそのまま文章に表現されていて、メイちゃんもこんな風にまっすぐに育つのだろうなと感じさせてくれます。

これから1歳になろうかという若いメイちゃんの成長は飼い主さんにとっても楽しみでしかないでしょうが、私も一緒に楽しませていただきます。