新しいウイルスの出現に対する対応策での行動自粛は当然のことと思います。
ただここでいう行動というのは人の集まる空間でのことです。
都心生活の楽しみ方というのは、狭い場所に集まってワイワイ。
カフェやバーだったり買い物だったりですね。
でも犬にとってはこうした人の都心活動に付き合うことはストレスにしかなりません。
行動をしたいでも都心では無理というこの時期なら、出かけるとしたら自然環境です。
自然環境といってもまたそこで人が集まるキャンプとか花見は濃厚感染でダメ。
ただの田舎で犬とゆっくりというのが安全安心でかつ気分発散になるでしょう。
特にこの時期の山歩きは本当にお勧めです。
活動したいという動物的欲求も満足させられるし、新緑を見たり花々を見たりして色を見ることも気分をリラックスさせてくれます。
そして何より一番動物に働きかけるのは臭いでしょうか。
犬と山に暮らして思うのは、季節によって「臭い」が違うということです。
都会ではいつも排気ガスや食べ物の臭い、そしてそれを消臭するための人口的なアロマの臭いばかりです。
山には山独特の臭いというのがあって、慣れていない方はあまり得意ではないかもしれませんが犬は少しテンションが上がります。
普段都会で閉じこもりがちな犬なら、かなりテンションが上がってしまい数日いるとやっと落ち着きを取り戻してくるでしょう。
都会にも自然公園はたくさんありますが、本来の山はちょっと臭いが違います。
空気が違うといったらいいのでしょうか。
季節によっては厳しさを感じるのですが、この春の季節や柔らかい、優しい、楽しい空気なのです。
だからこそ動物は春になると活動をしたいはずなのに、なのにウイルス警戒で部屋に閉じこもりっきりでは逆に免疫力が落ちてしまいます。
ウイルス対策は不要不急の外出を控えるということと同時に、免疫力をアップさせるためにできることを考えるというのも必要です。
自然の空気を犬と一緒にすって、山を歩いて体を少し疲れさせ、帰ったら何も考えずにぐったりと寝る。
これが一番のリフレッシュではないかと思います。
犬は飼い主さんと山歩きができるなら、他のどんなことをするよりも楽しいはずです。
犬と人が山を歩く。
犬が人と最初にはじめた原始的な行動で、私たちの原点だからです。
週末は唐津方面も車で込み合います。
でかけるなら田舎へと考える方が増えるからでしょう。
でも七山ではほとんど人に会うことはありません。
人気のない山を探して犬との山歩き。
この季節にぜひおすすめします。