先日からのブログの流れでまたこの話題に行きついてしまいました。
ブログの流れというのは、前回ご紹介した「犬が過ごす環境の中の素材」に関してです。
そして数日前のブログになりますが、犬の能力について書きました。
<犬のこと>驚くべき能力を備える犬はただ可愛いだけじゃないのです
このブログでは、犬の能力が発揮されるのはその環境によるということについてお伝えしました。
犬はいつも走り回っているはずがないのですが、日常的に歩く床面のことを考えたとしても少し配慮をしてあげて欲しいのです。
家庭訪問トレーニングのときに、犬たちがツルツルとすべるフローリングの上で体を悪くしているのを見ているとそれが気になって仕方がありません。
でもそうした素材のフローリングは手入れがしやすく一般的なものであるということもわかっています。
きちんと手入れされているフローリングだからこそ犬にとっては滑りやすいということです。
じゅうたんをひくと滑りにくくはなりますが汚れやすくもなります。
木材を粗目にすると傷つきやすく手入れは大変ですし痛みもすぐにきます。
人にとって楽な方を選ぶのか、犬の立場にたって考えるのか、ここは悩むところです。
グッドボーイハート七山の家は長らくオポと生活していたために、じゅうたんが敷き詰められています。
じゅうたんなしの方がフローリングの手入れはしやすいのですが、オポが滑ることを見ていることはできませんでした。
面積が広いのでじゅうたんがたくさんいるし、安い敷物は静電気が起きやすくズレやすいという欠点があって結局使えないものばかりでした。
結果、今のような敷き詰めの状態になったわけです。
敷き詰めてみると案外掃除は楽ですし何より自分自身が歩きやすいと感じるようになり、犬のためと思ってやった環境整備が自分のためにもなったと思っています。
そんな環境を整えること、お互い様なので楽しくやってみてください。