先週の日曜日のオポの会に参加できなかったという生徒さんたちがたびたび七山を訪れてくださっています。
今日も成長した犬ちゃんを連れて七山にお客様でした。
トレーニングクラスを開始したころの犬ちゃんの荒れた状態を懐かしく思い出しながら、そうそうそんなこともありましたよねと話がはずみます。
「あの頃は毎日が辛くて犬を飼うことをあきらめようかと考えるほど深刻でした。」とおっしゃっていましたが、それを乗り越えられてこうしてお互いを尊重する関係性を作って来たのも、最後は飼い主さんの辛抱、そして犬も辛抱の日々でした。
トレーニングといっても一瞬で解決するようなマジックのようなものではありません。
お互いにこじれていく犬と人の関係性を、より良いものへと変えていくためには長く向き合う時間が必要です。
そのためには時間も場所もいるし気力も体力も労力もかかります。
犬を飼うのがそんなに大変なことだと思わなかったと初めは思うかもしれません。
もっと簡単に何の努力もせずに犬を飼っている人がいるのにと不満を持たれるかもしれません。
でも本当は、犬の困った行動がきっかけとなって想像もしなかった犬との関係が始まっただけなのです。
グッドボーイハートでがんばった生徒さんたちの笑顔と犬の成長の中には、何の努力もせずに犬を愛玩化させてしまう人たちにはない美しさがあります。
オポが教えてくれたこと、それもつながりの世界のことでした。
お手製のプリンをおみやげにいただきました。
先生のところで取れたハチミツを使って作れますとお言葉いただきました。
ミツバチの勉強やイノシシのことなど、犬のことを学ぶグッドボーイハートとなんの関係もないように思えるかもしれませんがとんでもありません。
自分の近くにいる生物たちと関わること、もっとも近くにいる家族を理解すること、どれもグッドボーイハートの学びです。