お預かりクラスが続いています。
前半組で一足先にご家庭で犬の帰りを迎えた飼い主さんたち、お気持ちはそれぞれだったことでしょう。
初めて雨の中で遊んだ
初めて他の犬たちといっしょに過ごすことができた
初めて自分よりも年の若い子犬ちゃんと接した
初めて他の犬とひっぱりっこできた
たくさんの「はじめて」はうれしいことばかりかもしれません。
はじめてでなくても、楽しいことはたくさんあります。
こうして犬と犬がいっしょに過ごす時間を犬がどのように対応するのかという変化が起きることです。
それは興奮することばかりではありません。
年齢と共に落ち着けるようになった、年齢と共に少し緊張するようになったなど
どれもその犬にとって大切な情報です。
お預かりクラスは成長の機会にはなりますが、あくまで今の犬にとって必要なことを模索するクラスです。
結局その犬たちのベースは家庭で作られており、しつけも飼い主との関係も、社会性もそしてその犬の幸せも、実現できるのはご家庭でしかありません。
それをどのようにしていくのかを考える機会としてお預かりクラスをご利用いただければと思います。
お預かりクラスを通して個々の犬のこと、そして犬という動物について知ることがたくさんあるので、みなさんにいっぱいお伝えしたいのですが、こうして文字にするには時間がかかるためなかなかすべてをお伝えすることができずにすみません。
レッスン受講されているみなさんは、レッスン中に遠慮なくお尋ねください。
書くというのは誤解を招くこともあり、なかなか難しいものです。
文字という記号を使わない犬たち、もっとコミュニケーションはシンプルなものなはずです。