春のこの季節、グッドボーイハート七山のトレッキング中に目につく伸びすぎた竹たちをお手入れしました。
トレッキングクラスの後、有志の生徒さんたちにご協力いただいて決行です。
竹を切るのこぎりやら大きなハサミなど、普段の生活の中では使うことのない刃物を使っていただくのでケガをされないかと心配しつつも、やりながら上手になっていくことがきっとみなさんの将来に役立つはずだと思い込んで応援しています。
この竹切り作業中、番犬を任される犬たちは作業から安全かつ敷地を見渡せる場に配置されています。
番犬のできそうにない犬たちにはそれぞれのハウスに待機するなどのお役目もあります。
犬も適材適所ですからそれぞれの性質や状態にあった仕事を任されることで成長の機会を得られます。
どんなに小さな犬でもみんなが頑張っているときには協力することを求められます。
普段ならわがままをいいそうな犬ちゃんでも、人が命をかけて仕事をしているときには黙って手伝ってくれるものです。
山の手入れは本当に命がけなので、見ている犬の方も真剣モードになれるのかもしれません。
孟宗竹はものすごい重量でして、切り倒して倒れてくるときにケガをしたら大変です。
また竹は用心しないと切目が鋭利で武器にもなります。
なんどかヒヤッとする思いをすると、嫌でも慎重にならざるを得ません。
数名の女子部での作業になりましたが、本当にスッキリとしました。
グッドボーイハートが七山に学校をもって12年になります。
この12年間、たくさんの人がこの山の手入れを手つだって下さいました。
ここに育っている森は、決して私ひとりでは育てることのできなかった貴重な場なのです。
だからこそ守り続けたいと思い、この尾歩山で犬たちの生命がワクワクするのをこれからも見たいと思います。
作業の後のお昼ご飯は最高に美味しかった。
そして、作業を手伝ってくれた犬たちの姿にまたうれしさを感じました。
4月から5月にかけてもう少し頑張っていきます。