犬との山歩きをしようと思うとき、やっぱり気になるのが足元の装備です。
書く言うわたしも、最初のころにはいろんな靴を試してみてたくさんの失敗もしました。
トレッキングというとどうしても強靭なトレッキングシューズが安全だろうと構えてしまい、いろいろなシューズを履きましたが自分にはどれもしっくり来ませんでした。
むしろ、雪の日用に準備した長靴の方がずっと歩きやすくかつ安全であることに気づいたのです。
それがこの長靴です。
汚れていてすみません。仕事している感じと思って大目に見ていただければと思います。
この長靴、七山での山暮らしで3代目の長靴になります。
12年の山暮らしなので1代ごとに4年くらい使っています。
今は週に数回の山歩きとなりましたが、以前は毎日使っていましたので使用頻度は相当高いです。
おススメの理由は、まずはゴムの素材。
柔らかいものを好む方もいらっしゃるでしょうが、私は足をキープしてくれて安全に保護してくれるこのしっかりしたゴム素材に安心感を得ます。
次は内側の保温性です。裏がしっかりとしていて暖かさがキープできます。
夏には暑いと感じてしまうことだけが少し難点ですが、山や土は気温はかなり低いので通年を通して使っています。
そして足元の最大のポイントは足裏です。
トレッキングシューズでも失敗したのですが、靴底に土がついてしまい靴がどんどん重くなるばかりか、滑り止めにならずまったく歩きにくいシューズもありました。
靴底のゴム素材と形は、ゴムのストップ製を決めるものです。
専門的にはよくわかりませんが、とにかく歩きやすいまた山の斜面で草刈り作業のときもすべりにくく足に負担をかけません。
長靴もいろいろと試したのですが、この長靴のゴムは大変しっかりしています。
この長靴にはバーバリアンチーフテンという立派な名前がついています。
日本の長靴メーカーの弘進ゴムという会社が作っています。
靴には冬用の暑いフエルトがはってあるものがありますが、夏用のもので通年全然大丈夫です。
さらにおススメの理由をいうと、しっかりした長靴ならヘビを踏んでも怖くありません。
山作業される方は少ないかもしれませんが、草刈のときに誤って鎌が足元をすり抜けても大丈夫です。
それからありえないかもしれませんが、犬同志が興奮したときに足を出して止めてもへっちゃらです。
お値段は決しておススメできません。長靴にしてはとっても高いのです。
ですが、足元はとても大切なので、私はこの長靴をはき続けます。
3代目のバーバリアンチーフテンですが、あと3年もってくれればうれしいです。