今日はクリスマスイブの日です。といっても自分は特別クリスマスのお祝いはしません。
みなさんがそれぞれに楽しまれるのを分けていただくという程度で過ごしています。
それでもこの時期になると街の慌しさからか年の瀬が際立った感覚を得ます。
そして、どこでどんな風に過ごそうかなと考えてしまう時期でもあります。
よく「ご実家に戻られるのですか?」と聞かれることがありますが、もう数十年来ですが帰る実家を持ちませんので自由気ままに過ごしています。
どちらかというと、年末年始も仕事をしている生活が25年くらいは続いているでしょうか。
必然的に七山に戻る生活になりましたが、もしこの時期に仕事が入らなくてもやっぱり七山に戻りたいと思ってしまいます。
いつの間にかこの山が私の実家になってしまったようです。
戻ってくると生徒さんたちからまたいろんなお便りが届いていました。
亡くなった犬ちゃんの思い出のお便り、まだ数ヶ月というレッスン中の犬ちゃんの様子を記したお便りなど、楽しく拝見させていただきました。
この時期どこでどのように過ごされるのでしょうか。
誰といっしょに過ごしていたいでしょうか。
オポが12月に亡くなったときは、知人から「博多駅のイルミネーションでも見に行っておいでよ、きれいだよ。」と声をかけられたので一度見に行きました。
ですが、その光りは気持ちを支えるものではなく、すぐに七山に戻ってしまいました。
私にとって本当に必要な光は電光ではなく、きれいな空気の中を流れる自然の光りのようです。
今年愛犬の旅立ちを見送られた方は本当にいっしょにいたいパートナーを失ってしまい、気持ちも落ち込まれるかもしれません。
七山では年末年始に多少の預かりの犬たちでワイワイとなっていますが、どうぞ七山にお立ち寄りください。
寒くて静かでなんにもなくいつも何かが足りないこの七山のグッドボーイハートですが、気持ちを満たしてくれる何かがやっぱりあると感じます。