鹿肉ジャーキー“やまごち”を販売されているヤクトの代表兼猟師をしている知人と会いました。
ときどき福岡に来られたときに商品を受け取ったり、猟や新商品開発の話を聞いたりしています。
今回は、また新商品企画の試作品が出来ているということでした。
試作品は、鹿肉の肉の部分と内臓の部分を混ぜ合わせた上で延ばしてつくったジャーキーということでした。
割合は肉8対内臓2か、肉7対内臓3で迷われているそうですが、どちらも試作品をいただきました。
パッケージを開けて臭いを嗅いだところで違いが到底わかるとは思えませんが、敏感な犬たちなら内臓比率の違いくらいはわかるでしょう。
違いがわかったとしてもどちらもおいしく頂いてしまうので「どっちがよりおいしいのだ」というさじ加減を犬に判断してもらうのは難しいことになりそうです。
肉といっしょに内臓も与えられるということで、プレミアム商品化されるらしいのでお値段は少しお高くなるかもしれません。子犬から老犬まで与えられるジャーキーとして売り出したいということでした。いつもとおりヤクトさんの意気込みを感じられました。
猟期はもう終わったものと思っていたのですが、猟はいつでもできるとのことでミーティングの前日にも猟に出かけられたとのことです。毎日の食卓には鹿肉がいつも登場するらしく、健康にはとてもよさそうですね。鹿肉カレー食べてみたいですね。
ヤクトさんのホームページでは、人用の鹿肉も販売されていますので、鹿肉食べられたことのない方はぜひ一度ご試食ください。
そして、めったに目にすることのないものも見せていただきました。
こちらです。
本当に小さく数ミリしかないのですが、これが銃弾だということでビックリしました。
きのこのような形をしていて、衝撃があると先端が割れることでこの小さな銃弾1個で鹿を捉えるとのことです。
銃ときくと最近では事件もあるため少し抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。
戦うための道具を持つ人は本来の生きる目的のために使っていたのでしょうが、環境のせいなのか人が少しずつ破壊されていっているようで切なくなってしまいます。
犬の牙も同じように本来向けられるべき方向ではないところへ使われてしまうのは、彼らに何か不安を感じさせ不安定にしてしまった要素があるのでしょう。
動物は必ず攻撃性を持つものです。攻撃性を本来向けるべきところへ向けられないという環境にも社会的な問題があるように思えます。
新鮮な赤身モモとレバーのジャーキーはいつもとおり入荷しました。
鹿肉の香りとエネルギーで、犬たちが何を感じてくれるのか、もし感じてくれなくても活き活きと食べてくれれば一番ですね。