七山では特別寒さが強く、薪ストーブや石油ストーブ、エアコンまで活動して
犬と人が暖をとるための道具たちが活躍中です。
先週から福岡でも冷えが強くなり、小型犬たちの活動にも変化が見え始めました。
最近は、小型犬でも2キロよりも小さい犬たちも出始めているので、
体温を保持させるために、いろいろと工夫も必要です。
もちろん、福岡ではどのお家にもエアコンはついています。
暖房はしっかりと入っているのです。
しかし、小型犬たちの高さは案外寒いのです。
人の方はベッドやソファや椅子で生活するようになり、
高さ60cm以上のところに心臓が来るように据わっています。
それに、大人に比較すると小型犬の方がずっと小さいのですから、
当たり前ですが、寒さが応えるのはいうまでもありません。
暖房器具は乾燥を呼ぶのであまり使いたくはありません。
かといって寒いまま放置してしまうと、犬たちはあちこちへともぐってしまいます。
布団の中、コタツの中、クレートの毛布の中にもぐりこんでいないでしょうか?
狭い場所で暖がとれるもの大切なこと。
クレートの中には湯たんぽなどをいれてあげてほしいのです。
でも、みんなが過ごすリビングにいっしょに過ごせなくなるというのも
犬と人が共有できる場がなくなりさびしいものです。
ということで、ほんの小さな電気ストーブを置いていただきました。
最近の電気ストーブは安全装備も十分です。
遠赤外線のものもたくさんありますので、犬は体の芯から暖まります。
犬のしつけやトレーニングというと、犬に合図や号令を教えるものと思われていないでしょうか。
犬のしつけ・トレーニングとは、犬を理解し犬の環境を整えることが最も重要なことです。
環境を過保護にしすぎることも問題ではありますが、
犬の行動が適切であるということを基準に考えていただければと思います。
昼間から布団にもぐってしまう犬を「布団にもぐるのが好き」と見過ごしてしまわずに、
どうやったら普通に過ごせるのだろうかと考えていきましょう。