先日久しぶりにイケアに出かけました。
グッドボーイハート七山校の部屋を仕切るカーテンの生地のためです。
数年前にとりあえずつけておいた薄い敷物が化学繊維なので、ずっと気になっていました。
良さそうな布地がスーパーセールになっていので、生地を手に入れることができました。
普段なら、生地を購入してからカーテンになるまでにさらに数ヶ月を要するところですが、
今回はなぜか、ミシンを持ち出してサクサクと、すでにカーテンが仕上がっています。
こうした手作り品の製作にとりかかるのは、適当にしか作らない自分でも億劫なものです。
多忙な中がんばって完成させた手作り品を披露してくれた生徒さんがいました。
作ったものはクレートカバー、大型犬なので大作ですね。
実は、この犬くんはクレートトレーニング中なのです。
車にソフトクレートを設置してその中に待機して移動する練習もしています。
ソフトクレートにカバー代わりの布を十分にかぶせても、
犬くんはときどきクレートをカリカリとして落ち着かなくなってしまいます。
カバーを作りましょうね~という話は随分前に出ているのですが、
サイズも大きく時間も必要なので完成までに時間がかかってしまったようです。
自分も苦手なので、状況はお察しします。
ところが今回、やっとクレートカバーが完成したのです。
車の中にクレートカバーをつけたソフトクレートを乗せて、
七山校にプライベートトレッキングクラスに来てくれました。
到着して車を見ると、クレート内には犬くんが静かに待機していました。
「カバーをちゃんと作って使ったら、とても落ち着いているんです!
ビックリしました!!!」
と本当にビックリした様子で喜ばれていました。
犬が安心できる環境を整えられて、犬もちゃんと応じてくれるとき、
こんなとき「ヤッター!」と思いますよね。
実はカバーは一部だけ処理を残した状態にはなっていましたが、
それでもクレートカバーの効果は発揮されたようです。
すべての犬が単にカバーだけで落ち着けるわけではありません。
他にも、犬の落ち着かせのために犬が必要とすることを
飼い主さんが少しずつ身につけていったことが基盤になっています。
逆に、クレートカバーをつけていなくても騒がないからうちは大丈夫という方。
あなたの犬は本当に自分のスペースを守れているでしょうか。
不安を感じても犬はすぐに騒いだり吠えたりするわけではありません。
犬によっては表現が乏しく、全く別の状況下で落ち着かなくなることもあります。
移動や住居空間を出た場所でのクレートの扱いには十分に配慮してほしいのです。
布でも良さそうなものだけど、やはりカバーは作ってあげたいですね。
手作りは無理無理!という飼い主さんにも助っ人がいます。
現在、グッドボーイハート生のクレートカバーをオーダーしてくれる方が2名います。
おひとりはグッドボーイハートで一緒に仕事をしてくれていた方、
そして、現在グッドボーイハートで学ばれている方でこちらは手作り作家さんです。
多少の手数料が必要になりますが、クレートカバーの仕上がりで納得されるでしょう。
おふたりとも犬の気持ちになって考えられる方です。
飼い主さんといっしょに考えてより良いものを作り出して下さいます。
時間がない、ミシンがない方は作っていただくというのもいいと思います。
グッドボーイハート生にはご案内いたしますのでご連絡ください。