ちょっとした失敗もすぐには口に出せないものですが、わたしは比較的すぐに口に出すようにしています。その方があとに残らないし、自分でも納得できるからです。実は先週、そんなことがありました。
● 草刈作業で腰痛になったこと
庭と山の間部分になる斜面が少しずつ藪になってきていて、その藪を撤去しなければいけない時期になりました。もっと早く対応すべきだったのですが、忙しさと疲れでついつい後回しになったのですが、ついにこの数日で片をつけようと思ってうちにあったものでは重たく鋼が回るのであまり得意でない草刈機をもってほんの少し作業をしました。おかげで一部だけきれいに草刈りができたのですが、その夜から異変が起こりました。
体が思い、熱っぽい、むくみがひどい。苦手な草刈機を使用したあとなのでこのくらいは仕方のないことと思いつつ、オイルマッサージなど少しして一晩越えると翌日の朝は起き上がれません。それでもゆっくりと起き上がって仕事に出かけ、次の日の草刈はさすがにやめて静かにしていました。それでもさらに2日後、草刈をした4日後にヒーリングをさせていただいた後に自分の体にも大きな異変が起こりました。腰部に激痛が走り吐き気を催すほどでしたので、これほどの強い痛みは10年に1回くらいかなと思えるほどの痛みでした。
● ヒーリングが治癒を高めることで痛みが強くなること
タッチヒーリングは自分にもすることができます。むしろ自分に一番すべき行為です。自分のことばかりということではありません。癒しというのは不思議なもので、自分から波及するようにつながってひろがっていくのです。豊かな自然環境はそのものが癒しの場になりますが、場として存在するだけでなく、ひとつひとつの生物、土、生き物、風、水、太陽がつながりあってひとつの癒しの場というのをつくりあげています。自分もそのひとつであるだけです。だから自分に癒しを受けられないような状態では、他者への癒しは広がりません。自分が一番というのではなく、自分の全体のひとつとして捉えるということです。
ドッグヒーリングのクラスを腰痛がある程度おさまっていると思ってさせていただいたことから、自分への治癒効果が高まってしまいました。それで激痛が強くなったのでその最中は立ち上がれないほどでしたがほんの数時間です。痛みは治癒のシグナルであるという気持ちがあるので、痛みが出たから大丈夫という安心感もありました。それでも、日々の仕事がありますから、痛みをゆっくりと経過させていくために、ヒーリング中にも使用する光線を自分に当てることにしました。
● 光線療法とは
光線療法といわれる道具をグッドボーイハートでは使用してます。コウケントーという名前の道具で、通販で気軽に購入できる道具です。人の整体院などでもよく使用されているようです。グッドボーイハートは治療院ではありませんので、健康のための補助道具としてタッチヒーリングの始めにご希望があれば使っていただいています。この光線にあたって自分の腰痛をやんわりとさせることにしました。
光線のしくみについてはここで説明するよりも株式会社コウケントーのホームページをご覧いただいた方がいいでしょう。実際にその光に当たってみるとその感じ方もさまざまのようで不思議です。敏感体質であるわたしの場合は、手足の先がビリビリとするような感じです。しかし心地いいです。即効性のあるような薬ではありませんが、実際にいろんな治療に使われています。よく温灸と同じと思われますがまず熱の伝導の仕方が違います。温灸は伝道という方式で一箇所からひろがる、光線は放射という形で伝わります。熱の伝導率は光線の方が高いということになります。それぞれということでしょうが、古くからある日本製の機械で気軽に使えるとうことでお薦めします。
実は犬たちも結構おとなしくというよりも、みずからこの光線に当たろうとすることもあります。毛の色や皮膚の色の変化、生活環境の変化で太陽の光が少し足りないということもあるのかもしれません。コウケントーを発売する会社の別団体として光線療法を使用した論文のような新聞を送っていただくことがあるのですが、犬や猫やうさぎも光線にあたっている写真がときどき紹介されています。
手当てや光線療法で復活をはかるわたしですが、今回の腰痛での撃沈は精神的にも応えました。腰痛だけだと思っていたら、その後足の筋肉にも筋肉痛がでたのです。中年になったというお知らせなのでしょうが、今後は鎌をよく磨いで手作業で復活するしかありません。七山ではもう日差しが弱くなり草がすごい勢いで伸びてきています。草との境界線争いはまだ続きます。