グッドボーイハートは人と犬が共に成長して調和することを目指すドッグトレーニング・ヒーリングスクールです。

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犬用のブラシについてのいろいろ:おすすめの犬用ブラシはドイツのブラシメーカー、レデッカーの高級ブラシ

 犬用のブラシはいろんな種類のものが販売されています。
それぞれに工夫が凝らしてあるのでなるほどなと思うものもたくさんあります。
過去にもかなりたくさんのブラシを使ってきましたが、なかなか「これだ!」と思うものがありませんでした。

 やっと、これだったら納得するという「犬用ブラシ(ドッグブラシ)」に巡り合いました。
それは、REDECKER(レデッカー)の犬用ブラシです。

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●犬に好まれるREDECKER(レデッカー)のブラシの特徴とは

 ドイツのブラシメーカーのREDECKER(レデッカー)のドッグブラシは天然素材で作られています。ブラシ側は天然毛、ピン側はウッドピンの天然素材でできています。もち手部分も天然木で作られているので、持っているときにも手に心地よい感覚を与えます。
 天然素材で作られた自然のものは、なぜか動物をリラックスさせてくれます。ポリエステルのTシャツを着ていたら落ち着かなくなるのに、コットン素材のTシャツだとリラックスできるという感じです。大人になるとこのあたりは鈍感になりますが、赤ちゃんだったらきっとこの違いをわかってくれるはずです。
 人に関わらず犬も天然素材を好むようです。ブラシを当てられているときの犬の小さな反応や皮膚の動きを見ているとその受け入れ度合いがわかります。

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●おすすめしないブラシの形など

 ブラッシングは犬との大切な時間なので、個人レッスンのときには必ずブラシチェックをします。どのようなブラシをどのように使っているのかを見せていただくのです。ほとんどの家にあるブラシで使っていただきたくないブラシがあります。それはスリッカーと呼ばれるブラシです。
 スリッカーという名前をご存知ないかもしれませんね。針金をくの字にしたようなものがいっぱいついていて、自分の皮膚にあてたら少し痛いような感覚がするブラシです。このブラシと全く同じ素材と形でできたものを見る機会がありました。


毛糸つむぎ道具

スリッカーにとても似ていますね。
スリッカーは犬用のブラシではなくて羊から刈り取った毛を糸にするための道具なのです。

実際に毛糸をつくるための道具でハンドカーダーという道具もあるらしく、もはや犬用スリッカーと全く同じなのでビックリしました。実際にはスリッカーという名前の毛糸用の道具もあります。
この二つは同じものだったのです。

毛糸カーダー
 羊毛を毛糸にするために使われているスリッカーを犬に使っているのをおすすめしないのは、羊毛と犬の毛ではその質が全く違うからです。羊毛はしっかりとしていて脂分も多いです。まず、犬がナチュラルな毛の場合には、毛足はそれほど長くありません。スリッカーは皮膚に達してしまい、皮膚を傷つけてしまいます。傷ついた皮膚から感染症を起こし皮膚炎になる可能性も十分にあります。犬の毛がフワフワとしたり長毛の飾り毛の場合は、毛が柔らかくとても繊細です。こうした飾り毛の犬の毛が羊毛よりも絡みやすく毛玉ができやすいのは、脂分が少なくこしがないからです。飾り毛をもっているのは純血種とは限りません。ミックスにも純血種が入っている場合があるので、毛質をみながら判断してください。

 スリッカーを犬に使われるのをみていると、毛玉をとるために使われているとき、毛をフワフワとさせるために使われているときもあります。毛をフワフワとさせてトリミングが終わっても、自宅では毎日ケアをしないわけですから、毛はすぐに絡まり毛玉ができてしまいます。純血種で長毛や飾り毛の多い犬は、毎日相当の時間をかけてブラシを丹念にする必要があるのに、それを怠ってしまうとスリッカーでゴシゴシと毛をすかなければいけないということになるのです。


●ブラシを選ぶヒントは

 もうおわかりかもしれませんが、犬用のブラシは、毛を取ることではなくて、毛を整えて血行を良好にするためのもを選んでください。ミックス犬たちの中でも日本古来のミックス犬たちは、日本国土の温度と湿度に適応した毛質を備えています。そのためブラシを丹念にかけなくても毛玉ができたりはしません。ミックスだと思っている犬たちの中にも、昭和初期にはいってきたスピッツなどと交配した犬がいるので、中には長毛の飾り毛のミックスがいることもあります。これらのミックスは手入れの必要な犬たちです。そして、手入れをしてあげないと毛が絡まり血行不良を起こして病気の原因を作ってしまいます。耳の下や脇の下にも長毛が生えていて皮膚の動きにくいゴールデンリトリバーなどは、血液の病気になりやすいのです。毎日きちんとブラッシングで血行手当てのお手入れをしてあげてください。純血種はそもそも、ヨーロッパの貴族がドッグショーという遊びのためにつくり出してきた犬たちです。貴族にはおかかえトリマーがたくさんいて、毎日数千回はブラシをかけていてもらっただろうなと思います。マリーアントワネットは犬にブラシはかけていないのです。自分に好きなところだけもらって、必要なことをしないのでは犬に負担をかけてしまいますので、犬の必要性について協力してあげてください。

レデッカーのブラシを使っている方々の感想を聞いてみました。

今までブラシをすごくいやがっていたのに、もうガムを与えながらしなくてもよくなりました。

毛玉がすぐにできていたけど、このブラシでずい分少なくなりました。毎日ブラシをかければもっときれいになりそうです。

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 質の良い犬用ブラシは犬の毛艶と柔らかさを引き出してくれるものです。30分もブラシをかけると毛質の輝きが変わってくるのがわかります。その輝きは血行がよくなりましたよというお知らせであって犬は気持ちよくなってくれたでしょう。
 ブラッシングの目的は犬のみかけのためではありません。ブラッシングは犬の健康のために必要ですがもっと大切な時間にもなっています。それは、犬とのコミュニケーションタイムです。犬を抱っこしたり手で触ったりする時間をやめて、やさしくブラシを当ててあげる時間にかえてください。

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レデッカーの商品は楽天やアマゾンのショップで購入できます。
信頼できるお店で購入してください。


※グッドボーイハートはレデッカーの販売で利益を得ていません。これらのコメントは本当に使ってよかった、そして犬に幸せ時間を増やしてほしいという気持ちで書きました。