長いお休みも今日で終わりです。
この長い連休明けに、犬の行動が不安定になってしまうことがあります。
いつもとは違う時間の過ごし方は犬に影響を与えることがあるからです。
犬はいつも同じで環境がゆっくりとしか変化しないという、動物的感覚をもちます。
今週はゴールデンウィークだったから、という理解はありません。
普段は仕事で不在な時間に飼い主が自宅にいるとか、いっしょに外出の楽しい休みを過ごしたとしても、犬にとっては大きな環境の変化です。
休み明けの長時間の留守番時には、犬の行動を細かに観察してほしいものです。
以前なら録音で駆使していた留守中の行動観察が、今では文明の利器で簡単にできるようになりました。技術の進化とは凄いです。
子供さんの留守番時の安全や防犯のためなどに開発されたネットワークカメラが役に立ちます。
商品名はネットワークカメラとか、リモートカメラなどで検索するとたくさんの商品が販売されています。
犬の状態に応じてレッスンのときに導入をおすすめしています。
ですが具体的に「このカメラがいい」というご紹介ができずにいます。
商品数が多すぎて自分でチェックできないことと、商品自体がまだ発展中のため、これからもっと利便性が高く安価なものも出てくると思います。
高価なものは3万円位から安いものは5千円位と、種類も様々です。
先日生徒さん宅で実際に利用されているカメラを見せていただきました。
5千円程度で購入したものらしいのですが、動画は鮮明で問題なく使用できるものでした。価格が低くても性能に問題のないカメラはいくつもあるようです。
逆に高価だけど余分な機能がついているカメラもあります。
ネットワークカメラで絶対にやって欲しくないことが、実はこうした高価なカメラに含まれています。この内容については続編のブログで説明します。
多忙にしていないと落ち着かない特殊な動物、ヒトと寄り添って生きることは犬にとっては負担も大きいものです。
ちょっとした犬の行動の変化には、飼い主の影響が大きいということを自負した上で安定した生活を共有していきたいものです。