梅雨明けしたようです。いつもよりずっと早い梅雨明け、活動するには助かりますが雨不足は多少気になります。
長い夏がやってきますが、犬にとっては短い夏です。
犬にとっては十数回のうちの1回の夏を一緒に楽しみましょう。
来月のグループトレッキングクラスは以下の日程で開催します。
7月27日 日曜日 9時30分開始
雨天もしくは気温によっては中止することもございます。
前日までに決定します。
※日程を間違えて記入しましたので訂正いたします。
梅雨明けしたようです。いつもよりずっと早い梅雨明け、活動するには助かりますが雨不足は多少気になります。
長い夏がやってきますが、犬にとっては短い夏です。
犬にとっては十数回のうちの1回の夏を一緒に楽しみましょう。
来月のグループトレッキングクラスは以下の日程で開催します。
7月27日 日曜日 9時30分開始
雨天もしくは気温によっては中止することもございます。
前日までに決定します。
※日程を間違えて記入しましたので訂正いたします。
梅雨。雨の続く毎日は犬にとっては休息の日々です。
今月のグループトレッキングクラスも雨予報となり、雨天中止としようかなと考えていたのですが、「雨でも参加します!」といつも通り上級者の生徒さんからの連絡を受けてグッドボーイハートらしく雨天決行となりました。
グループトレッキング 皆が気にしているのは入口に作っていただいたオポガーデン
グループトレッキング
グループトレッキング
今年もTシャツを作らないのですか?という言葉に乗せられて、またオリジナルTシャツを作ってしまいました。簡単にオリジナルTシャツが作れる時代になりましたので、日々を楽しむためのちょっとした遊び心に大切なメッセージをのせました。
昨年は「ノージャンピング&ノーマーキング」とか「ドントタッチ ドッグ」といったNOメッセージだったので、今年はDOメッセージへと転換しました。
グッドボーイハートのDO!といえば、やはりこのメッセージです。
アレンジもあります。
グループトレッキング風景をTシャツに。
トレッキングだけでなくてキャンプにも行こう、ということで。
このTシャツにはフランス語バージョンもあります。
キャンプTシャツはいろんなものを作りました。
Tシャツの色違いはこんな感じです。
プリントのバリエーションがあるのは「犬とキャンプ」のみです。
Tシャツの生地色は選べます。
詳しくはこちらのページでご確認下さい。
グッドボーイハートのTシャツショップ
グッドボーイハートでもご注文が可能です。
在庫はなく入荷までに4日ほどかかりますのでご了承下さい。
料金
ホワイトシャツ 2717円(グッドボーイハートでは2700円)
カラーシャツ 3157円(グッドボーイハートでは3000円)
今年は私のチャットGPTもちょっとだけ活躍しました。
「公園にいる犬」の制作から一年が経ち成長を感じることができました。
犬と山を歩こう!どんどん歩こう!
J(ジェイ)を迎えてから4ケ月が経ちました。
迎えた当時のジェイは走るのもおぼつかない、ジャンプ力もお粗末なものでした。それが、数ケ月で軽くジャンプするようになり、ぼとぼとだった体型はシャープに引き締まり後ろ脚にははっきりと筋肉が見えるようになりました。
そんな変化したジェイを見て「ようなったな~」と微笑むダンナくん、我が犬の成長を喜ぶ飼い主の気持ちを共感できるようになったようです。
どの飼い主さんも「うちのコ、成長しましたよね。」とか「うちのコ、成長していますか?」と我が犬の成長に関しての関心度は高いものです。
どの犬も適切な環境の中で育てば、生後三歳位までは成長を続けます。なぜかというと、肉体的な発達のピークが生後三歳頃に訪れるからです。
子犬の成長は身体の成長と発達です。毎日どんどんできることが増えていきます。筋肉と骨が発達してジャンプしたり回転したり走ったり止まるという動きの能力が優れていくのが目に見えて解ります。成犬であるジェイも今月で2歳を迎えますので、まだまだ身体的に発達する要素があったのでしょう。
もちろん、生後三歳までに発達するのは体だけではありません。完全な保護を求める子犬期から保護や安全を離れていこうとする発達の動きを見せる青年期へと向かっていく過程で飼い主や成犬との関係性にも変化が見られます。
保護と安全を望むことと、成長を求めて行動をすることには対立が生れます。保護の殻を破って歩き出せばそこには危険が存在するからです。卵の殻を割って出る小鳥のように成長はリスクを伴うものです。
野生動物の中には巣立ちという親元を絶対に離れなければいけない時期がくる動物もいますが、イヌ科のオオカミを基本とする種類の動物には親元を離れる巣立ちはありません。そこにあるのは、依存から服従へと変わる関係性だけです。
犬は個体の性質(個性)によって、自立を望むものと依存の継続を望むものに分かれます。肉体的には成長するが精神的には成長を拒むのは後者の方です。
依存を望む性質の犬は、体は成犬となり成長をするため三歳くらいまでは成長していると感じられるのですが、三歳を過ぎても精神的には子犬のままとなり体と脳の間では常に葛藤が起きます。
犬の中にある成長欲求が途絶えてしまえば、その犬は活動性を失いほとんど寝ている大人しい犬となるかもしれません。成長の中で生まれる服従性を引き出されることもないため飼い主とは長い依存関係を続けることでしょう。
また、自立を望む性質の犬も成長を望むが飼い主との服従関係を拒む自立は孤立を生みだします。昭和なら逃走を繰り替えす犬や放浪生活を好んだ犬がこちらの部類に入りますが、今はそんな気ままな生活は許されません。国内では全ての犬が「飼う」ことが義務付けられているからです。
犬の服従性の発達について熱心に語るのは、それが犬がグループ(群れ)で自らの適性を発揮する場を持つということだからです。
適性というと何かの役割を特別に求められるだと思われがちです。たとえば、盲導犬になるためには盲導犬になるための適性が必要です。では盲導犬にならなかったジェイには、何の適性もないということなのかというと、そういうことではないのです。
ジェイには家庭犬としての素晴らしい資質があります。その資質の中に服従性質も含まれています。私達がジェイを群れの一員として迎え、毎日の活動を通してその服従性が引き出されるような環境を整えていけるかどうか、それがジェイの成長に繋がっていきます。
ジェイが肉体的に発達していくことはとても嬉しいことです。だからこそその発達した身体能力を持って役割を発揮することができるように共に過ごす時間を大切にしています。
人間なら青年期に自分が何に合っているのかが分からなくて自分には合わない仕事について悩むこともあると思いますが、犬には服従性という大きな適性がありますので悩むこともありません。愛玩犬も立派な服従関係で成り立つ仕事です。それは依存関係とは大きく異なります。
犬を見ていて子供らしくていいなとか自由でいいななど、ペットに自分を投影して喜びたいという気持ちが起きることも起こりやすい現象ですが、犬は飼い主の求めたように振舞う性質を持っています。犬が自然に成長できる環境を整えるためにも、犬に自分の投影を求めないこと、つまり飼い主自身が幸せであることは何よりも大切なことです。
本日は考えながら書いた記事となり、まとまりがなくなりました。また追記をしていきたいと思います。
尻尾が太くなり高くあげるようになったジェイ
右がロクちゃん、左がジェイ、手前が菜々ちゃん、オポ広場にて
手前がロイくんで奥がろくちゃん
グループトレッキングに参加したロクちゃんと飼い主さん
ヤギのアールとゼットを見つめるロクちゃん(黒い犬)
手前がロクちゃんで奥がジェイ
犬のJは私にとって大人になってから飼う二頭目の犬です。
犬の育て方を教える立場として、犬についてのたくさんの知識や経験が必要となりますが、人生でそう何度も犬を飼うことはできません。
自分が持っている経験は、他者が育てた犬のこと、訓練所で接した犬のことで、知識は実際に起きていることを裏付けするために役立ちます。
ですが他者が育てた犬はどのような環境でどのように接しているのかを知るのに完全ということはありません。完全に掌握できるのはあくまで自分が作った環境と接し方、つまり自分の犬のことです。
今回Jを迎えたことで貴重な実体験をする機会を得たことになります。
ブログには「Jのこと」としてJの成長を記録するためだけでなく、知識として蓄えていたことが本当だったのかを確認して発表していきます。忘れることも多くなりましたので忘れる前に…ということで早速はじめます。
広場で左から小鉄くん、J、バロンくん20250502
この季節のオポハウスのイベントのひとつ、ニホンミツバチの分蜂が始まりました。
分蜂とは、ニホンミツバチたちの群れから新しい群れが誕生して巣箱を出ていくことです。
この分蜂群を上手くとらえて敷地内に納めたいため、分蜂の瞬間を見逃すまいと殺気立つ時期です。
例年なら五月中旬が多いのですが、一号機の蜂が巣箱の底につくくらいの満員状況となっていたため「そろそろかな」と期待が高まっていました。
そんな四月三十日、この日は作業のために生徒さんがお手伝いに来てくださっていました。
作業を終えてワイワイとお昼ご飯を食べていたときです。
ふと目を上げると、窓から見える養蜂箱の向こうの空に蜂がたくさん舞っているのが見えました。
いつもなら音で気づくのですが、この時は会話で盛り上がっていたため音を聞き逃していました。
「分蜂する!」とお昼ご飯をそっちのけで部屋から駆け出したわたしを追って生徒さんたちも走り出します。
巣箱から出た蜂たちはすでに上空を飛びながら少しずつ西の方に移動していくところでした。
「この蜂たちが向かっていく方向を追って!」と叫ぶわたし。
生徒さんたちが走り出し、それを追いました。
電線の高さまであがっていき川を超えていくときにもう追いつけないかなと思ったのですが、生徒さんが走って追いかけてくれて居場所を突き止めました。
川向うの斜面の高い位置に集合しようとしているところでした。
ちょうどダンナくんが帰宅してきて、この日午後からのお手伝いだったトシちゃんも車で上がってきて、なんだか全員が分蜂群を見上げて騒ぐことになりました。
分蜂群は網で強制的に捕ってこちらで準備した巣箱に移動させたかったのですが、結局断念しました。
理由は、高さがあったこと、思ったより早い時間で分蜂群が移動先と決めていた石の間にあるパイプ管の中に入ってしまったことです。
自然からやってきたのだから自然に還るのは当たり前のことですが、こちらはまだまだ強欲ですし、何よりも準備した巣箱が気に入ってもらえなかったことが残念でなりません。
しかし、自分たちの大切にしている場に自然の力が戻っていくうれしさの方が圧倒的に勝っています。だから養蜂をこれからも続けます。
犬と暮らし始めたことが山で暮らすことに繋がり、山で暮らしたことでニホンミツバチという存在が身近になり関心を持つようになりました。
都会に暮らしていたら、ニホンミツバチの存在すら知らず彼らから何かを学ぶことなどあり得ないことだったでしょう。
これも全て犬が導いてくれた教えのひとつとして、楽しみながら学んでいきます。
奥に見えるのが養蜂場
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今年の2月4日に一歳八ケ月で家庭犬として迎えた犬のJ(正式名称はJade)の記録です。
今回はJのテリトリーの構築がどのように進んできたのかについてです。
新しい環境での生活がはじまった犬にとってテリトリーの構築は絶対にするべきことです。犬は無意識のうちに生活圏を構築していきます。
動物にとって生活圏(生活のテリトリー)を獲得するということは、メンタルマップを作り替える作業にもなります。
どの動物にとっても何よりも大切な行動は「巣に戻ること」です。
私はアルコールを飲めないので経験はないのですが、知人がアルコールを浴びるほど飲んでしまって、どうやって家に戻ったのか記憶がないけれど帰宅していた、という話を度々聞いたことたがあります。人間にとっても「巣に戻ること」は命に係わる重要な行動なため、脳が危険を察知したときほど「巣に戻る=帰巣本能」が発揮されるのでしょう。
動物にとって最も大切な帰巣本能も、巣を中心としたマップがなければ使えません。
では、どのようにして巣を構築していくのでしょうか。
Jは成犬になってから家庭が新しくなるという環境の変化に直面しています。
成犬の巣の構築も子犬と同じ手順です。巣ですべきこと、寝ること、食べることを行い、安全に身を隠す場所となるのが動物にとっての巣穴です。Jは室内犬ですから、室内にはJの居場所を作り生活を管理します。食べる場所、寝る場所、休む場所の習慣があれば、これはすぐにスタートできます。
自分のベッドで休憩するJ。後ろはJのリビング用のハウス。
到着した翌日のJ、係留して写真撮影をしています。向かって右手が最初の排泄場。
ヤギたちのお世話に同行するJと世話をするダンナくん。3月4日
庭の散策コースで犬のJ
ベッドで寝る犬のJ
4月のグループトレッキングクラスを開催しました。
暑さの続く日でしたが、トレッキングの日は朝から曇り空、そして少しだけ雨も降りました。
天候の変りやすい山の天気なので、小雨は気にせずに山歩きを決行しました。
長い時間をかけて作ってきた関係のある仲間たちとの集団行動は犬を落ち着かせていきます。
山道の途中では、ヤギのアールとゼットが草を食べながらお出迎えします。
犬たちももうヤギには馴れたものです。お互いに距離をとって相手を尊重するのが社会性です。
一列になって歩くと長い列になりますが、みんなで一つの群れです。誰かが声をかけると止まる、先頭が歩き出すとみな進みます。
新緑がまぶしくキラキラした山の風景が広がります。
トレッキングの後は対面のクラスを開催しました。
同じ犬との対面も成長とともに変化していきます。
犬のJも参加させていただきました。
クラスの後にいただいたのは、オポハウスのニホンミツバチたちからいただいた蜂蜜で作ったレモネード、もちろん生徒さんのお手製です。
蜂蜜の甘さに香りもあってものすごく美味しかったです。
おぽみつ使用の自家製レモネード
今日はヤギのRとZのお誕生日、二頭とも二歳になりました。
二年前の春のことを思い出しています。
ヤギを飼おうかなと知人の紹介でヤギのいるカフェを紹介してもらいました。多久市にあるカフェを訪れると、そちらもヤギをもらって来られたとのことで、ご親切に紹介して下さったのが波佐見で古民家を改装したお宿でした。
早速、古民家のoniwaさんに連絡を取ったのですが、残念ながらオスのヤギは去勢術をしてしまったため仔山羊が産まれる予定はないという話でした。今回はご縁がなかったのだな、私にはまだ早すぎたのだろうなとヤギを飼うのを諦めていたところでした。
ところが、二年前の今日の日、4月17日にoniwaさんから「仔山羊が産まれました」と連絡が入りました。妊娠しているかもしれない気配はあったもののまさかと思っていたら…ということで、どうやら去勢手術をする直前に勝手に交配をしていたらしいのです。産まれた三頭のメスのうちの二頭をこちらにお迎えすることが決まりました。
向かって一番右がZ、一番左がR